【発達障害児の支援】学習支援ツールを活用して困り感の軽減を!合理的配慮の考え方
発達障害があると、様々なことに不便を感じがちです。
特に、学習面においては苦労することがたくさんあるでしょう。
音読・文字の読み書き・計算など学校の学習の中には、発達障害児が困り感を感じるものがたくさんあります。
視力が悪い人が眼鏡をかけるように、発達障害児にも、困り感を軽減できる学習支援ツールの使用が効果的です。
その子どもにあった学習支援ツールを探し出し、積極的に使用しましょう。
今回はそういった発達障害児のための学習支援ツールの活用についてまとめていきます。
- 学習支援ツール
- ①音読補助シート・カラーシート
- ②タイマー
- ③子どもに合ったマス目のノート
- ④iPhoneやiPadなどのIT機器・デジタル教材
ホリエモン著書の「多動力」を読んで考えた。発達障害とも関連性があるのでは?
「多動力」とは何か。
それは、いくつもの異なることを同時にこなす力のことを言う。
しかし、「多動力」がある人は、次から次に、興味が移り変わってしまい、まったくもって落ち着きがない。
モノは忘れるし、なくすし、不注意で怪我だってする。
やるべきことをしていないのに、やりたいことばかりしてしまう。
(中略)
しかし、これからの時代は「多動力」こそが最も必要な能力だ。
この「多動力」の説明。
ほとんど発達障害の項目と被っていることがわかります。
特にADHD。
個人的に面白いな〜と思う人や人間的に魅力的だと感じる人って、
こういう人が多いんですよね。
既成の枠にはまった考え方をしないから、独創的な発想をしたり、
自分の好きなことに対してはびっくりするくらいの集中力を発揮して
特定の分野に関して天才的だったり、
周りの空気を読まないからこその突破力があったり。
だから私自身、発達障害に可能性を大いに感じることが多い。
でも、社会的には「発達障害=病気・障害・治すべきもの」
と言う考え方が消えない。
「KY(空気が読めない)」とバカにしたり、
苦手な部分を指摘して非難中傷。
その原因となっているのは、学校教育にあると思うんですよね。
「みんな同じ」が正義。
「空気を読むこと」が当たり前。
「我慢は大事」「一つのことをコツコツ続けましょう」
「長所を伸ばすよりも苦手克服」などなど。
そういった教育を受けてきて、
それが正しいと思う教師が大半だから、
なかなか学校は変わらないだろうなあ〜。
でも、時代は着実に変わってきている。
そんなことを考えさせられました。
以前どこかで、
「発達障害は脳の進化である」
ということが書かれた本がありました。
本当にその通りなのかもしれない。
やっぱり発達障害にはたくさんの可能性があると思います。
本当に環境によって左右されてしまうけれど。
苦手なことは周りにフォローしてもらいながら、
長所を大いに活かせる環境があれば。。。
私はそんな場を提供できる人でありたい。
【ブログ成長記録】2018年念願だったはてなブログPRO化しました
ブログを再開してからはや10ヶ月・・・
や〜っとはてなブログPRO化に向けて動きました。
ドメインは■お名前.com■ で取得!
いや〜ほんとやる気スイッチが入るまでが長かったです。
だってお金が少なからずかかってくるんだもん・・・笑
やろう!と決めて動き出したら、意外とあっという間!
本日の長男のお昼寝中に、無事PRO化が完了いたしました☆
PRO化完了のお祝いに、今までのブログの経歴を記録しておこうと思います。
ka7a-Logのブログ成長記録
急に始めたWordPress期
2016年8月、ある夫婦喧嘩からブログを始めることを決意。
生活にゆとりがないと夫婦関係もギスギスしちゃいますよね(T ^ T)
お届けしたいのは「心」と「時間」のゆとりです【家事代行サービスキャットハンド】
ブログやるなら本気で!と何もわからぬままWordPressでHP作成開始。
なんとか自力で調べまくって発達障害児教育関連のサイトを立ち上げる。
15記事あたりでグーグルアドセンスに申し込むも1次審査すら通過できない日々。
「なんで?なんで?」とまた調べまくって、記事数を増やし、プライバシーポリシーを設置。ヘッダーを作ったり、色々とパワーアップさせたサイトで再度グーグルアドセンスに申し込む。
が、なぜかエラーで全く申し込めず。
「グーグルアドセンスには通過しています。一人一つなので申し込めません。」
と出るのに、マイページに行っても「通過していません」とのこと。
何度申し込んでも、メールアドレスを変えて申し込むも全く受け入れてもらえず、心が折れる。
放置期
グーグルアドセンスに断られすぎて、やっぱり私には無理なんだ・・・記事へのやる気も出ない・・・時間だけたくさん使ってるけど、全部無駄なのでは?
2016年冬頃、一気にモチベーションが下がり、放置期に突入。
はてなブログとの出会い
2017年春、次男妊娠時、切迫早産と診断され、自宅安静に。
これを機に趣味レベルでもいいからもう一度ブログをやってみよう。
そう思い立って、はてなブログ開始。
はてなブログの良さは、読者の反応がもらいやすいこと。
ブックマーク越しにコメントをもらえたり、はてなスターをつけてもらえたり。
そしてWordpressとは雲泥の差でよく読まれます。
小さいながらも「バズる」経験も。
未だになんでバズったのか不明 笑
2017年7月には次男出産からの二人育児がスタートし、なかなかブログを書く時間が取れずにいますが、こうやって少しでも時間ができたらブログを書こう!となるのは、やっぱりはてなブログならではだと思います♡
これからのka7a-Log
最近は発達障害教育だけにとどまらず、育児記録や、ふと考えたこと、本の紹介、料理レシピなど手広くなりすぎています(^^;)
もうちょっと焦点を絞るべきかなとも思いながら、ka7a-Logなので、私の色々を詰め込んだサイトをとりあえず作っていこうかなと思っています。
考えるよりもまず行動!
行動しながら考える!
やはりこれからもこれをモットーに、私らしいブログにしていきます(^^)
PRO化に迷っている方、とりあえず一歩踏み出しましょう!
私が言うなって話だけども・・・笑
やってみて知ったのですが、1ヶ月間はPROにしても無料だし、ドメインも最初の1年はとっても安く取得できます。
なんと1円から( ̄▽ ̄)
そして、せっかくプロ化したので、できればグーグルアドセンスにもスムーズに通過できればいいな〜なんて思ってます。
学校に行くか行かないかは本人が行きたいか行きたくないかで決めればいい
いただいたコメントとその返答
その子どもが学校に行きたいのであれば、最低限のルールを守らせる必要はありますね。他の子どもたちの勉強の邪魔になってしまうといけないので、妨害するのならみんなと一緒には勉強できないよ。と学校側もしっかり伝えるべき。ただ、「授業を妨害するから学校には来るな」ではなく、「どうして妨害してしまうのか」にしっかり向き合ってあげることも大切なのではないでしょうか。そして、学校に行きたくないのに学校に無理やり行かされて授業を妨害しているのなら、学校に行く必要はないと私は考えます(^^;無理に行かされる子も、授業を妨害される子も、そして学校も、何もいいことがないですから。
コメントを見てまず感じたこと
結局言いたいことは、本人が行きたけりゃ学校に行けばいいし、行きたくなけりゃ行かなくていい。
どうして授業妨害をしてしまうのか
①学校にそもそも行きたくないし、授業も聞きたくないから。
②学校には行きたいけど、その授業が面白くないから。
この場合、問題の原因は教師側、学校側にあると考えられます。
授業が面白くない→暇だから遊んでしまう
授業のレベルがその子どもにあっていない→面白くないから妨害する
今までの学校では、どんな授業でも座って静かに授業を受けるべき。
そんな考えが主流ですが、それって本当に大切なのでしょうか?つまらない授業を受ける意味ってあります?
そんなことを言っていたら学校という場が崩壊してしまいそうですが、最近そんな風に思います。
③学校には行きたいし、ルールを守る意思はあるけど抑えられないから。
ルールを守りたいのに気が付いたら喋り出している、動き出してしまっている。この場合は学校側が、その子どもがうまく学習に取り組めるような支援を考える必要があります。合理的配慮が必要な場合ですね。
最後に
「妨害する子どもは学校には行くべきではない」
「子どもは学校に行くべきだ」
私は両方反対です。
学校に行くのは子ども。
その子どもが学校に行きたいのか、行きたくないのか。
子どもの気持ちを尊重し、その上で親や教師がどうして行くか一緒に考えて行くことが大切なのではないでしょうか。
【育児記録】トンチの効いた2歳の一休さんと最近の育児の悩み
あっという間に長男2歳8ヶ月、次男6ヶ月になりました。
2017年末には、結婚してから6回目の引越しを終え(私、まだギリギリ20代ですよ笑)、新生活を始めています。
そんな中、長男がなかなか面白いトンチの効いたことをするので記録_φ(・_・
トンチの効いた2歳児
最近遅いながらも話すことが増えてきた長男くん。
やんちゃ盛りの魔の2歳児とはよく言ったもので、完全にやんちゃ盛り真っ最中です笑
①ご飯を食べた後、何も言わずに席を立ち・・・
私「もう食べないの?」
子「うん。パンパン」
私「じゃ、座って『ごちそうさま』言おうね!」
子「ごーごーばー(ごちそうさま)」
私「いやいや、ちゃんと座ろうね」
子「ちんちんとん!(座ってる!)」ドヤ顔(╹◡╹)
・・・確かに床に座ってる・・・笑
私「椅子に座って言いましょう(笑)」
②パパが帰宅後玉ねぎの天ぷらを食べていたら・・・
パパ大好き長男くん、食事中のパパの膝の上によじ登る。
子「美味しい〜?」
父「美味しいよ」
子:笑顔で天ぷらを父のほっぺにつける
父「汚れるからやめてね。次したら怒るよ?」
子:ニヤニヤしながら自分のほっぺに天ぷらをつける
かーらーのー
自分のほっぺを父のほっぺにつける ドヤ顔(╹◡╹)
・・・え。どんだけ父のほっぺをべたべたにしたいの・・・笑
番外編
服を脱ぐ時の「バンザーイ!」 →→→ めっちゃ笑顔で「じゃんばーい!」
トンチの効かせ方から成長を感じる
いや〜ほんとこちらが想像してないような返答が返ってくるので面白いです。
子供の発想って素敵ですよね。
怒っていてもついつい笑ってしまいます。
やんちゃ盛りの元気いっぱい男子ですが、こういう可愛さは大切にしないとなあ〜と思います。
2歳児育児の悩み
やっぱり育児に悩みはつきものですね。
新生児の時には新生児の、1歳の時には1歳の、そして、2歳の時には2歳ならではの悩みが出てきます。
①友達に手をあげる
2歳前後から、急に強くなった長男くん。というか、強欲になったが正解?
自分のお気に入りのおもちゃ(施設にあるおもちゃ、誰が使ってもいいやつ)を誰かが持って行こうとすると、素早い動きでそれを阻止しに走ります・・・「僕の!!!」と言葉で言えるときもあれば、何も言わずにドーン!と突進したりも( ゚д゚)
そしてこわーい顔をして威嚇( ゚д゚)
もうちょっと優しく思いやりをもって接して欲しいのが親心。でも、自分の欲しいものを主張するのは悪いことではない。言葉でちゃんと言えるように言い聞かせないとな。
あと気になるのが、たまに理由もなく、楽しく遊んでいる時に突然叩いたり、押したりしてしまうこと( ゚д゚)じゃれてるつもりなのか本人は楽しそう( ゚д゚)わけわからーん!友達にいたいことするのはやめて〜( ゚д゚)戦い好き?男子はわからぬ・・・
②友達の持っているおもちゃを奪う
自分が気に入ったおもちゃを見つけると、何も言わずにバッ!と奪ったりします( ゚д゚)たとえそれが自分より小さい女の子だったとしても( ゚д゚)
これも言葉で伝えられるように根気よく言い続けるしかないかなと思っています・・・
③友達がいるとテンションが上がりすぎる
先日、ママ友が自宅に遊びにきました。引越しをしてから初めて同い年の女の子と自宅で一緒に遊びました。
ところが女の子が家に来た途端、長男くんテンションが上がりすぎて、コントロール不能・・・
パズルは全部ぶちまけるし、女の子を「おいで〜おいで〜」と遊びに誘いながら無理やり引っ張る、女の子が遊ぼうとしたおもちゃをことごとく奪い取る・・・
怪我をさせないかヒヤヒヤで疲れました( ゚д゚)
たった35日でうちの子が英語を話した!楽天4部門1位の英会話!<七田式>
子育ては楽あり苦あり
子育ては楽しいです!
でも、楽しいだけじゃ語り尽くせないのが子育て。
なんで伝わらない?私の関わりがよくないの?なんで?どうして?
そんな悩みを常に抱えながら、常にこうかな?こうかな?と試行錯誤しながら子育てしています。
子育てに正解はない。だからこそ、目の前の子どもとしっかり向き合いながら、毎日を大切に日々を過ごしていきたいなと思う今日この頃でした。
こんな可愛い子供達と過ごせるのは当たり前なんかじゃない。
毎日を大切に☆
【ホットクック調理】簡単和食!大根と鶏肉の煮物レシピ
和食が食べたい!!!
和食って時間もかかるしなんとなく作るのめんどくさいな〜と思ってしまいませんか?
でも、寒いときや、体調がすぐれないとき、私の体は和食を求めます。
そんな時にパッと簡単に作れる「大根と鶏肉の煮物」
しょうがもお好みで乗せると体もぽっかぽか。
ぜひお試しあれ〜。
■全品 送料無料■
お取り寄せランキングベスト20!
講談社No.1グルメ雑誌公式お取り寄せサイト「おとなの週末お取り寄せ倶楽部」
大根と鶏肉の煮物の材料(約4人分)
・鳥もも肉 500g
・大根 半分(約500g)
・人参 半分
・醤油・みりん 大さじ3ずつ
・だしパック(市販のものや、顆粒だしの素でOK)
そして時短手間なし料理の味方!
ホットクック!!!
大根と鶏肉の煮物の作り方
①ホットクックにだしパックと醤油・みりんを入れてから、鶏肉と大根、人参を入れる
②自動2−1を選択し、スタート!
③お好みで千切り生姜を乗せたら出来上がり!
大根と鶏肉の煮物を作ってみて
めちゃめちゃ簡単!
ホットクックだと、大根に火を通すためにグツグツ煮込むこともなく、スイッチ一つでしっかり味のしみた大根が出来上がります♡鶏肉も柔らかくてほろほろ♡
出汁パックを入れているので、かつおと昆布のお出汁と、鶏肉のお出汁が良い感じにミックスされて、とっても美味しい煮物が出来上がりました。
とっても便利です。ホットクック!
学校が嫌い!無理して学校へ行くこと、行かせることって本当に大切?
学校に行きたくない・・・
学校が嫌い・・・
学校を休みたい・・・
そんな風に思ったことはありませんか?
もしくは、自分の子どもがそういったことを呟いた時、あなたはどう対応されますか?
インターネットを活用した次世代型完全個別指導塾【ネット松陰塾】
学校にはストレスがいっぱい
発達障害がある子どもにとっては特に、学校はとてもストレスを感じる場所です。
自分の思うように行動できないし、行動すると周りから叱られる、非難される。
自分の苦手なことを強要され、できないとまた叱られたり、非難されたり。
発達に凸凹がある発達障害児が学校教育に馴染みにくいのは当たり前のことなのです。
勉強の教え方も集団で画一的にみんな同じように教えられるので、学習の定着も難しくなります。無理やりやらされるにもかかわらず結果が出ないと、本人も勉強へのやる気を失ってしまいますよね。
自分の好きなことをもっと知りたい!と思って続けていると「この時間は○○の時間です!切り替えなさい!」と叱られてしまう。学校で教えられる時間割的な切り替えって人生において大切なものなのでしょうか?
人と少し変わったことをすると、周りの友達から笑われる。「変な子」としてラベルを貼られ、「人と違うことは素敵なことだ」という考えがなく、「みんなと同じ」が褒められる。「みんな同じ」なのが褒められるのは、誰のため?
そういった日本の学校特有の様々な理由で学校が嫌い!となってしまった発達障害児。実際にたくさん見てきました。
そして、その気持ちは大いに理解できることが多かったです。
しかし、そのほとんどの保護者の方は、必死になって学校の教師と連携して嫌がる子どもをなんとか学校へ行かせようと頑張っていることが多かった印象です。
「本当に嫌がる子どもを無理やり学校へ行かせることって本当に必要?」
学校で勤めていた時代から私がずっと感じていたことです。
そもそも学校の意味って?
皆さんは学校へ行く意味ってなんだと思いますか?
集団生活を学ぶため?
読み書き計算の習得のため?
学校へ行くことが子供の仕事だから?
昔は学校に行かないと本もなかったし、勉強する環境がなかった。
しかし、今の社会は違います。
インターネットが発達し、学ぼうと思えば、いつでもどこでも学べる時代なのです。
しかも無料で!
You Tubeなどでは、学校の授業よりも分かりやすい授業も発信されています。
学校に行かなければ勉強できなかった時代は、すでに終わっているのです。
学校って本当に無理してでも行くべきところなの?
学びたいと思ったら、いつでもどこでも無料で学べる場所があるのに、わざわざ行きたくない学校へ行って、受けたくない授業を受ける意味ってあるんでしょうか?
今の時代、iPad やパソコンを使って家で学習したり、家庭教師 や個別指導 のある塾など、様々な選択肢があります。
「学校に行きたくない」という子供の主張を尊重して、別の方法で楽しく学べる方法がないのか一緒に探すことも必要なのではないでしょうか?
結局どうすればいいの??
結局「これだ!」という答えはありません。
なぜなら、子どもの数だけやり方は無限にあるし、今の社会ではいろいろなやり方が考えられます。
大切なのは、目の前の子どもに合った学び方や教育を一緒に探していくということだと思います。
子供にとって、自分の主張を聞いてくれて試行錯誤してくれる大人の存在って、とっても貴重で大切なものなのではないでしょうか。
しんどくてしんどくて大人に助けを求める目的で「学校へ行きたくない」と訴えてきているかもしれません。何らかのサインかもしれません。
「学校は行かなければならないところだから」
その一言で子どもの気持ちを無視してしまうのは少し危険だし、その子どもの発達においても勿体無いのではないかなと思います。
親だけでできることは限られている
しかしながら、親だけで全て解決しようとするのも大変です。
学校の担任の先生や、特別支援学級、子育て支援センター、様々な場所で相談したり、情報を収集する必要があります。
微力ながら、私もそういった子どもたちの力になりたいと少しずつ活動しています。
「誰に相談すればいいのかわからない」
「どうしたらいいのかわからない」
もしそんな風に悩んでおられる方がいましたら、いつでもコメントやお問い合わせのページから連絡をくださいね。
発達障害があるからこその生き方・活かし方 〜勝間和代さんに学ぶ〜
勝間和代さんを知っていますか?
発達障害を持っていることを公表している有名人の一人です。
このブログでも、過去に少しだけ紹介させていただいています。
2018年1月6日、勝間和代さんと「Chikirinの日記」を書かれているちきりんさんとの対談がyoutubeにUPされました。なんと予告なく突然に!!
その中で、発達障害の活かし方について感じることが多くあったので、2018年最初の記事にてまとめておきたいと思います。
勝間和代さんって?
ウィキペディアによると、職業は、
著述家・評論家・プロ雀士
となっています。
本もいろいろと出されていて、様々な場所で活躍されている女性です。
一時期はよくテレビにも出ていたような。
そんな勝間和代さんは、自身が発達障害のADHDを持っていることを公表しています。
・財布や小物、チケットなどをなくすのは日常茶飯事
・じっとしているのが苦手で、麻雀中も椅子を揺らしながら対局
・約束も忘れてしまうことが多い→何度もリマインドするようにしている
このように、自身を「典型的なADHD」と告白しているのです。
勝間和代さんの学生時代
youtubeの中では、勝間和代さんの学生時代の話も出てきました。
・授業中じっと座っていられない
勝間氏「椅子をガッタガッタと動かし続けてしまう」
ちきりん「退屈なの?」
勝間氏「物理的に座っていられない」「耐えられない」「寝るか動くか」
・授業中暇だった時に、定規に光を反射させて遊んでいた
・授業中は考え事をする時間、折り紙や編み物をしてた
・数学や物理はすごくできる子だった
ちきりん「授業は聞かずにオリジナルで解いてたの?」
勝間氏「教科書の基本問題とかを見ながら自分で」
ADHDの特性がよく出ている学生時代だったようですね。
勝間さんが通っていた学校の先生は理解のある先生もいて、他人に迷惑さえかけなければ見守っていてくれたと話していました。
家族や学校で認められていたからこそ、今の活躍があるのかもしれませんね。
今の世の中に求められることができない=発達障害
この発達障害の考え方は、とても大切な視点だと考えます。
「今の」世の中に求められていることは苦手かもしれませんが、もしかすると、「これからの社会」には求められる人材なのかもしれないのです。
凹凸があるのが発達障害の特性です。
学生時代の勝間和代さんの場合は、授業が落ち着いて聞けない反面、数学や物理はとてもよくできたという凹凸を持っています。
そして発達障害の凹凸は大きいことが多く、得意なことはずば抜けてよくできるといった特徴も見られます。
その凹凸をいかにうまく活かすことができるか。そこがとても重要です。
発達障害があるからこその生き方・活かし方とは?
発達障害があるからこその生き方・活かし方のポイントは
得意なことを伸ばす
ことに尽きると思います。
発達障害を持っている人の得意なことに取り組むパワーは凄まじいものがあります。
得意な分野を伸ばし、不得意な部分は誰かに頼る。
そういった役割分担をし、支え合える社会が理想なのではないかと考えます。
今の学校教育は、不得意をなくすことの方が重要視されていて、発達障害を持っていると生きづらさを感じる場面が多いと思います。
しかし、学校で「できて当たり前なんだからできるようにならないと!」とされていることって本当に必要なことなのでしょうか?
漢字の読み書き、計算、友達とのコミュニケーションや片付け。
確かにできるに越したことはないですが、できないと死んでしまうほど重要なことでもありません。誰かに頼ることもできるし、機械で解決する方法もあります。
自己肯定感を下げてまで不得意なことを克服するより重要なことがあるのではないでしょうか。
勝間和代さんも本の中でこのように語っています。
私も典型的なADHDの症状の持ち主なので、いつも苦労しています。なるべく自分がそのような症状を持っていることを明かして、周りの人から適切なサポートを得るように心がけてきました。
最後に
人と同じより、違う方が得だ!
自分の得意なことを活かせる場所を選んで生きる。
勝間和代さんとちきりんさんの対談の中で出てきた印象的な言葉です。
発達障害があるからこその素敵な生き方、そして、発達障害の活かし方がある。
そのことを改めて感じさせられた対談でした。