トムクルーズ?勝間和代?発達障害の有名人
今回は、前回に引き続き、発達障害を持っていても、大人になって自分の輝ける場所を探し出した有名人について取り上げていきます。実は発達障害を持っている有名人は意外と多いんです。それだけ発達障害には可能性もあるのだと信じています。
トム・クルーズさん
誰もが知ってるイケメン映画俳優、トムクルーズも、文字を読むことが苦手なディスレクシアであることを告白しています。映画の台本はどうしているのかというと、台本を別の人に読んでもらって録音し、聞きながら覚えているそうです。
このように、自分の苦手なことをカバーする方法を見つけることはとっても大切なことです。目が悪い人は眼鏡をかけますよね。それと同じように、困り感を解消する方法や手段を見つけると、発達障害を持っていてもたくさんの可能性が開けます。
勝間和代さん
日本の評論家として活躍されている勝間和代さん。実はプロ雀士でもあるんですね。いろんな場所で活躍されている女性です。この方も、自分からADHDであることを告白されています。
・財布や小物、チケットなどをなくすのは日常茶飯事
・じっとしているのが苦手で、麻雀中も椅子を揺らしながら対局
・約束も忘れてしまうことが多い→何度もリマインドするようにしている
このように、自身を「典型的なADHD」と告白し、このようにも語っています。
私も典型的なADHDの症状の持ち主なので、いつも苦労しています。なるべく自分がそのような症状を持っていることを明かして、周りの人から適切なサポートを得るように心がけてきました。
このように障害を受け入れ、できないことは周りの人に頼りながら生きる。できることや長所を生かして仕事をする。障害を受け容れ、自分を知ることで、発達障害を持っていても自分が輝ける場所を見つけることができるのです。
また、発達障害の子どもには、他の子とは違ったこだわりや視点があることが多いです。またたぐいまれなる集中力を持っている子もいます。そういったこだわりや視点を個性として伸ばしていくことができれば、発達障害を持っていても活躍できる場をもっとたくさん作り出すことができるのではないかと思っています。
日本の教育は「みんな同じ」を評価する教育です。同じように勉強し、同じような「正解とされる」意見を言うことが正しいとされています。果たしてそれは、本当に正しいことなのでしょうか。そんなことを疑問に思うka7a-mamaでした。