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個別学習塾・元小学校教諭・発達障害教育・二児ママの記録帳 〜人生は楽しんだもん勝ちだ〜

発達障害児のもつ弱みは強みを見つけるための手がかりになる!

f:id:ka7a-mama:20170621232631j:plain 発達障害と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか?どういった感情を持ちますか?マイナスの感情でしょうか?それともプラスの感情でしょうか?

発達障害」のイメージ

近年、ASD自閉症スペクトラム)やADHD注意欠陥多動性障害)、LD(学習障害)などの「発達障害」が注目されるようになってきましたが、どちらかというと発達障害についてマイナスのイメージを持たれがちなのではないかと感じます。

授業中に教室内を歩き出す、感情コントロールが効かず友だちに手をあげてしまう、集団行動にうまくなじめない、コミュニケーション能力が低い、学校でトラブルを起こしがち・・・

このような原因を全て発達障害で片付けている感じが否めません。みんな平等、みんな一緒の教育を進め過ぎ、少し変わった個性を受け容れる環境や教育が進んでおらず、長所を見つけることなく短所ばかりに目を向けてしまっているのではないでしょうか?

障害と才能は表裏一体

人はだれしもが、長所と短所を持っています。得意なことと不得意なことと言い換えてもいいですね。得意なところを磨いていき、不得意なところは完全には排除せずに磨いていきながら社会人生活を送っています。

そうやって自分の輝ける場所、長所をいかせる場所を見付け活躍している人たちはたくさんいます。分かりやすい例で言うと、芸能人や有名人です。障害に目を向けるのではなく、才能や長所、得意なところにスポットをあて、現在も活躍を続けています。参考記事はこちらです。

ka7a-mama.hatenablog.com

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人の能力には多かれ少なかれ偏りがあって、引っ込んだところがあるならきっといいところもあるというのがka7a-mamaの考え方です。人はみんな発達の偏りを持って生まれてきます。そしてそれは時に強みにもなるのです。弱いところがあるが故に強みを教えてくれるのです。

長所を見つけよう

子どもと日常生活を送っている中で気になるのは、やはり短所の方でしょう。特に発達障害を持っていると、他の子どもが簡単にできるようなこともうまくできなかったり、トラブルになったりすることが多いため、「どうしてこんなこともできないのだろう・・・」などと短所や不得意なことを感じることが多くなります。

もちろん、短所や不得意なことを克服するためにトレーニングをしていくことも大切ですが、それよりも大事なことは、子どもの長所や得意なことを見付け、それを伸ばしていく環境を作ってあげることではないでしょうか。

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