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個別学習塾・元小学校教諭・発達障害教育・二児ママの記録帳 〜人生は楽しんだもん勝ちだ〜

発達障害児と通常児の違いは?増える「グレーゾーン」の子どもたち

f:id:ka7a-mama:20170616213828j:plain 発達障害児と通常児、どこがどう違うのでしょうか?実は明確に発達障害児と通常児を線引きすることはできません。今回は、発達障害の診断の曖昧さについてや、グレーゾーンの子どもたち、今の教育についてka7a-mamaが想いのままにまとめます。

発達障害の診断

発達障害を持っているか持っていないかの診断は、主に医師が行います。しかし、その診断に明確な基準があるわけではなく、お医者さんの主観によって診断も変わることが多いです。

以前働いていた小学校の保護者の間では、発達障害と診断してもらいやすい病院」「はっきり発達障害とは診断してもらいにくい病院」があるという話を聞きました。保護者によって考え方が違うので、発達障害と診断されたい保護者はこちらの病院、発達障害と診断されたくない保護者はあちらの病院を受診するなどしていたようです。

今や保護者もライングループを作って様々な情報を交換し合う時代です。クラスの様子や子どもの情報などと同じように、病院情報まで共有しているんだなと驚いたものです。

話を戻しますと、発達障害児と通常児は「ここからここまでが発達障害児、ここからここまでが通常児」などといった明確な線引きは存在しません。そしてとても曖昧なものなのです。少し発達障害の特徴があるような気がするけど診断名がついていない位の症状のことを「グレーゾーン」と言われることがあります。

グレーゾーンとは?

グレーゾーンとは、その名の通り白黒はっきりしない状態のことを言います。発達障害のような特性を持ってはいるけど、診断名がつくほどのものではない。といった状態です。

グレーゾーンの子どもたちは、勉強ができないことに対してコンプレックスを持っていたり、「どうして私はできないんだろう」と疑問に思っていたりします。この状態が続くと、発達障害有る無しに関わらず、発達障害の二次障害のような状態になることがあります。つまり、「どうせ頑張ってもできない」「やるだけ無駄だ」とやる気をなくしてしまったり、大人に対して反抗的な態度をとってしまうようになる場合があるということです。

学校現場にいると、このグレーゾーンの子どもが多いことに気付かされます。関わってきた大人が無理解だった場合は、問題児となっている場合も多いです。学校で問題を起こしている子が全てグレーゾーンや発達障害の可能性があるとは言いませんが、変わったところがあるのは事実でしょう。そして、その変わったところというのが長所なのです。その長所を認め、その反動で困っているところは、大人や仲間がフォローしてあげることが必要なのです。

一人ひとりに合わせた教育の大切さ

このように考えると、発達障害があってもなくても、グレーゾーンでも、それぞれの子どもに合わせた教育の必要性を強く感じます。発達障害」」という言葉が知られ、発達障害かどうかが問題にあがるケースが多いですが、問題はそこではないと思うのです。

かといって今の小学校教育の中で、どうやったら一人ひとりに合わせた教育をしてあげられるんだろう?と考えても、なかなか思いつきません(^^;)しかし、発達障害やグレーゾーンの子どもたちは、大いなる可能性を秘めています。その可能性を、学校教育特有の「みんな一緒が一番!」「空気を読むのが当たり前!」などの価値観で潰して欲しくないと切に願います。

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発達障害児にもお手伝いを②〜家庭でできる支援〜

f:id:ka7a-mama:20170613224547j:plain 前回は、家でのお手伝いの効果や粗大運動を取り入れたお手伝い、微細運動・目と手の協応・視覚認知を意識したお手伝いについて紹介しました。

ka7a-mama.hatenablog.com

今回は、ワーキングメモリーを意識したお手伝いや、コミュニケーション能力を育てるお手伝いの紹介をしていきます。楽しんで挑戦しながら、達成感や自己肯定感、そして、責任感を育むことができる家庭でのお手伝い。失敗もあるかとは思いますが、継続することでいろいろな変化が生まれてくる可能性があります。日々のお手伝いがそのままトレーニングにもなるため、オススメです。

ワーキングメモリーを意識したお手伝い

ワーキングメモリーとは、言われたことや見たことを瞬時に記憶しておく短期記憶のことを言います。言われたことをすぐに忘れてしまったり、無意識に行動していて次に何をするか分からなくなってしまったりする、ワーキングメモリーが弱めの子どもにおすすめのお手伝いです。

ワーキングメモリーについてはこちらの記事を参考にしてください。

ka7a-mama.hatenablog.com

①家の中でものをもってくる

「たんすの一番下の引き出しに入っているはさみとのりを持ってきて」などとお願いします。言われたことを覚えておく練習です。子どもに応じて一度に言う量や取りにいく場所を増やします。また、元に戻してもらうのも、「さっき出した場所を覚えているかな?」などと言ってお願いします。

②複数のものを買ってくる

買い物が一人でできる子どもには、複数のものをリクエストして買ってきてもらいます。一緒にお店に行き、「野菜売り場から人参と玉ねぎとジャガイモを持ってきて」などと頼むお手伝いもいいでしょう。

ワーキングメモリーを意識したお手伝いなので、できるだけ言われたことを暗記しておくというスタイルが理想です。言われたことを口に出して復唱する、指を折りながらいくつ頼まれたのか考える、頭に映像化するなどの覚え方も教えます。記憶が難しい場合は、メモに一文字ずつ書いてから行くなどの工夫をすると良いでしょう。

一人でお買い物ができるようになるためには、この記事を参考にしてください。

コミュニケーション能力を育てるお手伝い

コミュニケーション能力を育てるお手伝いは、いろいろな臨機応変さが必要なので、お手伝いの上級編です。対面式での店での買い物などは、初めは横で見守り、最終的には一人でできるようにサポートしていくと良いでしょう。

①回覧板を回す

町内会の回覧板などを、隣の家に回します。言うことは決まっているため、比較的取り組みやすいお手伝いです。

②天気予報やニュースなどをテレビで見ておいて伝えてもらう

家事などで忙しいとき、子どもにニュースや天気予報を見ていてもらい、後で内容を伝えてもらいます。テレビで見たことを記憶し、相手に伝わるように自分の言葉で伝えることが必要なので、コミュニケーション能力やワーキングメモリーのトレーニングになります。それを見てどう思ったかなどの感想を話すなど話題を広げて話すこともできます。

③対面式での店での買い物

個人店やクリーニング店など、対話の必要なお店で買い物をするお手伝いです。話しかける声の大きさに注意したり、言っていることが分からなければ「もう一度言ってください」ということなどを教えます。臨機応変さが求められる上級編のお手伝いです。

対話する声の大きさを教えたいときにはこの記事を参考にしてください。

ka7a-mama.hatenablog.com

2歳の息子が愛用しているもの 2歳の男の子 プレゼントにもオススメ

お題「愛用しているもの」

こんばんは。久しぶりの普通の日記♪

ゆる〜く書いていこうと思います。

 

最近はすこーしずつアクセスも増えてきて嬉しい限りです♡

見てくださっている方、本当にありがとうございます!!

反応してくださっている方、さらにさらにありがとうございます!!

はてなスターを送り合ったり、

はてなブックマークをつけていただいたり、

読者様ができたり(o^^o)

通知があるたびにドキドキしながら覗いてます。

これからも自分のペースで楽しみながら続けて行きたいなあ〜と思っています。

いろんな方と絡んでいきたいので、これからも宜しくお願いします。

絡んでくれた方には必ず絡み返しに行きます♪♪

 

今日のお題はこちら!!

「愛用しているもの」

 

私の愛用しているものは

① iPhone

② iPad(主にAmazonビデオとKindle用)

③ iMac

④ Kanana project トラベルリュック

  このリュックは子供を産んだ時からの愛用品。

  マザーズバックは邪魔になりそうだから、両手が使えるリュックタイプがいい!

  でも、リュックは財布が取り出す時が面倒・・・

  そこで調べまくって行き着いたのがこのKanana Projectのリュック。

  背中の部分に大きなファスナー付きのポケットがあって、

  長財布も楽々入っちゃいます。

  リュックを背負いながら財布を取り出すことができるので、

  本当に買ってよかった一品です♪

  財布が取り出しやすいリュックをお探しの方には

  自信を持ってオススメします!!!

 

 

・・・ん〜あとは何かな。。。

意外とあんまり物にこだわりがないのかもしれない。

そして、これだと全然面白くない・・・笑

 

ということで、2歳息子の愛用品について書こうと思います。

2歳の男の子へのプレゼントにもオススメです!

 

2歳息子の愛用品公開

①くもんのジグソーパズル

2歳前に買って、今でも愛用しているのが、このパズル!

 乗り物好きなので息子の中で大ヒットし、今でもよく遊びます。

くもんのジグソーパズル STEP1 あつまれ のりもの

くもんのジグソーパズル STEP1 あつまれ のりもの

 

2歳頃には一人で全部完成させられるようになったので、

第二弾としてSTEP2を購入。

もちろん働く車シリーズ♪

こちらも「バス!」「ピーポーピーポー!」「カー!(パトカーのこと)」

などつぶやきながら頑張ってます(o^^o)

くもんのジグソーパズル STEP2 いくぞ はたらくくるま

くもんのジグソーパズル STEP2 いくぞ はたらくくるま

 

 

②ニューブロック トーマスとおでかけバッグ

2歳の誕生日にプレゼントでもらって愛用しているのがこれ!

ニューブロック トーマスとおでかけバッグ

ニューブロック トーマスとおでかけバッグ

 

 乗り物好き、電車好きなので、トーマスのことも一気に大好きになりました。

ビニールのカバンに入っているのも良くて、お片づけも楽しんでしてくれます。

最後にファスナーを締めるのも楽しいみたい♪

この中に入っているトーマスは寝室に持って行って

一緒にねんねするほど大好きです笑

 

③絵本「いいから いいから」

そして、愛用している絵本がこれ。笑

いいからいいから

いいからいいから

 

 結構文章が長い絵本なのに、なぜか2歳の息子は大好きです。

おへそがなくなっちゃう場面では自分のおへそを確認したり、

おへそをつけ間違える場面では絵と同じように「あ!」の顔をします。笑

今では「いいから いいから」シリーズ4冊揃えてしまいました笑

 

 

以上、2歳の男の子の愛用しているもの紹介でした♪

お値段もお手頃価格なので、プレゼントにもオススメです。

ついでにマザーズリュックは本当にオススメですよ。

今までママ友と被ったこともありません(o^^o)

参考にしていただければ嬉しいです☆

 

発達障害児にもお手伝いを①〜家庭でできる支援〜

f:id:ka7a-mama:20170613223548j:plain 家庭でできる支援は多くありますが、最も優れた支援、指導方法は「お手伝い」だと思います。なぜなら、お手伝いは具体的で繰り返し行えることが多く、成果が見えやすいです。誰かのために役立つという他者へ向けた行動でもあるので、自己肯定感を育てるためにも有効です。

発達障害を持っているし、大人がしてしまった方が早いから。という理由で、お手伝いをさせない保護者もいますが、お手伝いこそ子どもにとってとても良い経験となり学習となるのです。将来大人になっても、必要なスキルです。

今回は発達障害を持っている子どもに対しておすすめのお手伝いについてまとめます。

お手伝いの効果

  1. 達成感を感じることができる
  2. 他者の役に立つという経験を通して自己肯定感が高まる
  3. 責任感を持って仕事をする→将来の仕事へのステップ

このように、お手伝いをさせることで様々なメリットがあることが分かります。お手伝いを習慣化するコツは、子どもの年齢や発達段階にあわせたお手伝いの内容や時間などを工夫することです。また、作業の手順も具体的に示したり、手順を視覚的に見えるように書いておくなどの支援を行うことで、スムーズにお手伝いができるでしょう。

子どもの特性にあわせ、楽しみながらチャレンジできるお手伝いをさせることが大切です。楽しんでチャレンジを続けることで達成感を感じ、「ありがとう。助かったよ。」と褒められることで、自己肯定感を育むことができます。そして、その経験を積み重ねることで、責任感を持って仕事をする楽しさにも気付くことができるでしょう。

粗大運動を取り入れたお手伝い

体の動きがぎこちない子どもや、腕力や筋力をつけたい子ども、体を動かすのが好きな活発な子どもに向いているお手伝いです。

①お風呂掃除

ブラシに洗剤をつけて力を入れてこすります。水遊びにならないように時間を決め、時々確認するようにしましょう。

具体的な作業方法として、①ぶらしに洗剤をつける。②はしから五回ずつ上下にこする。③水で洗剤を流す。といったパターンを決めておくとスムーズに行えるケースもあります。

②新聞や雑誌の整理

新聞や雑誌を揃えて重ね、紐で縛って所定の位置まで運びます。紐の結び方など丁寧に教えましょう。

③窓ふき

上から下まで大きく腕を左右に動かす練習です。汚れた窓の掃除だと成果が分かりやすく、達成感につながります。冬の結露を拭き取るお手伝いもいいですね。

④ぞうきんがけ

ぞうきんしぼりは、手首をひねる動きをマスターするのに最適です。四つん這いでのぞうきんがけは、手足の筋力アップにつながります。大人と一緒に楽しみながら取り組むのもいいですね。

⑤荷物運び

買い物に行った際に荷物を持ってもらいましょう。「力持ちだね!」などといった言葉がけでやる気を持ってくれる場合もありますが、そうではないときは、じゃんけんして負けた方が次の電信柱まで荷物を持つといったゲーム制を取り入れると面白いですよ。

微細運動・目と手の協応・視覚認知を意識したお手伝い

細かい運動を取り入れたお手伝いです。絵や文字を書くためにも必要な能力です。長い時間集中することが苦手な子どもには、時間制限をもうけたり、「ここまでやったら終わり」と視覚的に終わりが分かるように工夫すると、やる気を持って取り組むことができるでしょう。

①お米研ぎ・野菜ちぎり

お米研ぎは手首をひねる練習になります。野菜ちぎりでは、レタスやキャベツをサラダ用にちぎる、枝豆を枝からちぎる、枝豆の豆を出す、ミニトマトやイチゴのへたを取る、こんにゃくをちぎるなど、包丁を使わなくても手伝えることがたくさんあります。

かにかまぼこやチーズをほぐしたり裂いたりするのも、手先のいい練習になります。

②食材を混ぜる

卵や納豆、ホットケーキミックスなどを箸や泡立て器で手首を使って混ぜます。中身をこぼしたり飛ばしたりしないような力加減の練習にもなります。

③テーブルセッティング

箸や食器の置くべき場所や向きを確認して配膳させます。

④うちわであおぐ

酢飯を作るときや夏場に大活躍します。手首が鍛えられ、鉛筆を持つ手がしっかりします。うちわの持ち方も初めに教えましょう。

⑤洗濯物をたたむ

指や手でしわを伸ばしながらたたむことを教えます。学校生活でも着替えのときに自分の服をたためるといいですね。

 

このようにたくさんのお手伝いがあります。次の記事では、ワーキングメモリーを意識したお手伝いを紹介したいと思います。

 

専業主婦のメリットとデメリット。専業主婦の悩みとは?専業主婦って幸せなの?

最近少なくなってきている専業主婦

しかし、今は働いていても、

将来子供を産んだら専業主婦になりたい。」と思っている女性は多いと思います。

そして、私の周りの女友達も、結婚、出産をしたら、

専業主婦になるか、兼業主婦になるか悩んでいる人が多いです。

今回は、専業主婦のメリットとデメリット、

そして、実際に専業主婦をしてきた私が

専業主婦って本当に幸せなのかについて考えていきます。

 

専業主婦のメリット

家事・育児に専念できる

専業主婦の特権といえば、

余裕を持って家事に専念することができること。

そして、可愛い我が子の成長を何一つ見逃すことなく見られることだと思います。

美味しいご飯、掃除が行き届いた綺麗な部屋、子供と一緒に手作りおやつ。

そんなことが毎日できるのは専業主婦だからこそ。

子どもに手がかかる時はなかなか全ては難しいかもしれませんが、

兼業主婦、ワーキングマザーと比べれば、

明らかに家事・育児にかけられる時間は多いです。

子育てにおいては、子どもが可愛い時期なんてあっという間に過ぎ去ってしまいます。

その可愛い姿をたくさん見られるのは本当に貴重な時間です。

 

時間的な余裕が作りやすい

家事・育児は会社員のように固定されたスケジュールはありません。

何時に起きて、どのような配分で家事育児を進めていくかなど、

基本的には自分で決めることができます。

そのため、時間的な余裕が作りやすく、

したいことがしやすい環境ではあると思います。

 

社会的なストレスからの解放

社会で働くということは、それなりにストレスがかかるものです。

上司や部下との対人関係や仕事の悩みから解放されていることも

専業主婦のメリットですよね。

 

専業主婦のデメリット

働いていない・お金を稼いでいないことに引け目を感じる

人間、生きているだけでお金がかかります。

生きていくためのすべてのお金を夫に依存していることに対して、

普段は意識していなくても、何かのきっかけで引け目を感じることはよくあります。

特に、現在は専業主婦より兼業主婦の方が多い時代。

「〜さんの妻は〇〇の仕事をしてて・・・」なんて話が出ると

私なんかは働いていないことに対しての引け目を感じてしまいます。

「誰のお陰で飯を食っていると思ってるのか!」

そんなこと言われたら何も反論できないですしね(^^;)

中には、そんな引け目を感じない女性もいるようですが、

私は感じてしまうタイプのようです。

 

家事・育児を手伝ってもらいにくい

これも「働いていないことに対する引け目」かもしれませんが、

専業主婦の場合、お金を稼ぐことは夫の仕事、

家事育児は妻の仕事といった役割分担の意識が働きます。

しかし、子どもが小さい間は、専業主婦であっても

自分の時間を確保することはなかなか難しいです。

たまには家事育児を休んで自分の時間も欲しい。

そう思っても、

「専業主婦なんだから、家事育児くらいは一人でしなきゃ」

と思って夫にうまく頼めなかったり、

頼んだところで夫から役割分担の話を出されると反論しにくくなります。

 

自由なお金を捻出しにくい・お小遣いが少ない

自分の稼ぎがない分、自分の服や美容にお金をかけにくくなります。

家計から抽出することも可能ですが、

やはり自分で稼いできたお金を使うよりは自由度が低くなります。

 

将来への不安を感じる

専業主婦でも正社員の夫さえいれば老後も保証されている。

なんていう時代は終わりを迎えようとしています。

また、夫の死や離婚など、想定外のことが起こった時のリスクはとても高いです。

配偶者控除の撤廃や女性の社会進出の重要性が叫ばれている現在、

仕事を持たず専業主婦でいることに対して不安を感じることが多い今日この頃。

 

ぶっちゃけ専業主婦って幸せなの?

結婚当時、頭がお花畑だった私は、

「結婚したら絶対専業主婦、兼業主婦なんて忙しくて大変じゃん。」

なんて思って、結婚を機に仕事を手放しました。

家事して、育児して、仕事まで。

そんな大変な思いをしたくない。

毎日バタバタ過ごすより、余裕を持ってゆったり過ごしたい。

そんな風に考え、専業主婦を選択し、はや7年目です。

 

子なし専業主婦時代

子どもがいない時代は、お料理や部屋の掃除にゆっくり時間をかけ、

空いた時間はテレビを見たり、読書をしたり、お買い物に行ったり。

とっても余裕のある生活をさせてもらいました。

そんな生活つまらない!暇じゃないの!?

なんて言う友達もいますが、私にとってはとても穏やかで幸せな時間でした。

 

子あり専業主婦時代

子どもができてからも、

子どもとゆっくり向き合う時間があることは本当に幸せです。

0歳や1歳で保育園に預けて働きに行くママ友も多い中、

こんなにも可愛くて、

毎日たくさんの成長を見せてくれるこの時期の子どもと離れ離れになるなんて

本当にもったいないと思ってしまいます。

確かに夫に対して引け目を感じてしまうこともあるし、

家事・育児に関して夫に頼みにくいといったこともありますが、

それを差し引いても専業主婦で幸せだなあと思う気持ちの方が私は大きいです。

 

専業主婦でも兼業主婦でも悩みはある。幸せな人生にするためには?

専業主婦は幸せの象徴だ。仕事をしなくても暮らしていけるなんて夢みたい。

なんて専業主婦に夢を抱くのは少し危険だと思います。

専業主婦であってもやはり悩みはあります。

将来に対する不安もある。

専業主婦にも兼業主婦にも違ったメリット・デメリットがあって、

それを踏まえた上でどちらを選択するかはその女性次第。

自分にとって何が大切か、どこだったら妥協できるかを考えて、

その都度自分にとってのベストを決断していくしかないのかなと思います。

子育てをしていれば、子どもが成長するにつれ環境も変わるし、考え方も変わる。

不確定要素が多い女性の人生だからこそ、

定期的に人生を見直してその都度修正していくことが

幸せな人生をつくっていく秘訣かな。なんて思います。

 

女の人生について考える。幸せになりたい!!でも幸せな人生って何?

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色々なことが多様化してきている現代。

女の人生も多様化しているように感じます。

 

ひと昔前は女の幸せな人生ロールモデルがあった!

ひと昔前は、幸せな人生というロールモデルがありました。

恋愛して、結婚して、子育てしてればOK!!

私の母親世代の時代ですね。

結婚してからは専業主婦で老後も安心。

そんな中流世帯が圧倒的に多かった時代。

でも、そんな時代は終わりました。

今は何が正解なのかわからない時代。

言葉を変えれば、正解を自分で作れる時代です。

自分の本当に望む幸せを実現できる時代です。

そんな時代だからこそ、自分の心と対話し、自分にとって何が幸せかを考え、

人生を取捨選択していくことが大切だと思います。

 

多様化する人生。悩める女の人生。女にとって幸せな人生とは?

私は現在、仕事、恋愛、結婚、出産を経て、

夏には二児のママになろうとしています。

今までひと昔前の女の幸せロールモデルを信じて突っ走ってきましたが、

この多様化する社会において信じてきたロールモデルに疑問を感じ始めています。

本当にこのままで大丈夫??

私が本当に望む人生って何??

私にとって幸せな人生を築くにはどうすればいいの??

 

女の人生を考えるブログで女の人生について考えよう!

このブログでは、そんな悩み多き女性の人生について、

私が考えることを綴っていきたいと思います。

人生の目標はズバリ

「幸せになること」「人生を楽しむこと」

 

人生いろいろ〜♪

男だっていろいろ〜♪

女だっていろいろ咲き乱れるのよ〜♪♪

 

そんな私はもうすぐ30になります。

アラサー女が女の人生について真剣に考える記事をUPしていきたいと思います

結婚7年目にして起きた大事件。結婚について改めて考えてみた。

お題「結婚」

私が結婚した経緯・結婚を決意したときの気持ち

私は結婚7年目。

大学生の時に出会って、社会人になって1年後に結婚した。

出会った時は「男なんて結局口だけ。そんなのに頼らなくてもいいように」と思って

教員採用試験の勉強を頑張ってた時期。笑

それなのに1年で辞めて結婚するなんて、本当に人生何が起こるかわからない。

私が地元の教員採用試験を突破し、正規の小学校教諭だったこともあって、

1年で仕事を辞めて結婚することに対して

周りからは一生分の「もったいない」を言われた気がする。笑

結婚してからもたくさんの友達に

「結婚することにためらいはなかったの?」なんて聞かれる。

それに対しては、胸を張って「ためらいはなかった」と答えられるし、

マリッジブルーなんかも一切なかった。

 

 結婚してみて今思うこと

確かに冷静に考えてみると、

せっかく安定したお仕事につけて、毎月安定したお給料をいただけて、

実家から通えて、もちろん家事は母親にしてもらって。

そんな優遇された生活をあっさり捨てて、

お給料も「結婚式のために」なんて言って一切贅沢もせず貯金して、

ちょっと勿体無かったなあ〜なんて今になってちょっとだけ思う。笑

でも、後悔はないし、あの時点で結婚を決意して正解だったと心から思える。

そうやって思える相手に21歳で出会えたことも奇跡だよなぁなんて思う。

 

結婚7年目にして起きた事件とは?夫に言われた衝撃の一言

 

そんなこんなで結婚して7年目。

本当にあっという間だった。

今では子供にも恵まれて、夏には二児のママになる。

 

でも、そんな矢先に夫に言われたこと。

 

 

「離婚した方がお互いにとって良くない?」

 

 

 

・・・はい!?!?!?

 

 

 

夫は突拍子も無いことを急に言いだす人ってのは知っていたけど、笑

これには本当に驚かされたし、全然受け入れられなかった。

 

夫の意見としては、

「結婚」=形式上の縛り、不自由、自然じゃない、

結婚してるから一緒にいるの?好きだから一緒にいるんじゃないの?

それだったら結婚っていう制度に縛られなくても良くない?

 

最初にそれを言われた時、

「私の存在が離婚したいって思うほど邪魔だったんだ」

「私がいることが夫にとって不自由だったんだ」

「こうやってうまく離婚して別の女のところに行こうとしてるのか!?」

とかって本気で考えた笑

 

夫の意見を聞いているうちに結婚が何か分からなくなってきた

 でも、夫の意見を聞いてるうちに、

「確かにな〜」なんて思っちゃう部分もあって。笑

 

結婚について分からなくなって考え抜いたその先には・・・ 

今、私の中で

「結婚」=「国が決めたただの制度」

     「裏切ったら罰則(慰謝料とか)がありますよっていう契約」

ってなりつつある。

 

私が結婚した時は

「結婚」=「一生を共にする人を決めること」

     「家族になること」

     「幸せ」なんて思ってたけど、

それって「結婚」って制度を使わなくてもできることなんじゃないの?

 

だって結婚しなくても、

この人とずっと一緒に生きていくことはできるし、

家族として一緒に生活することはできるし、

幸せになることだってできるよね。

 

逆に結婚してても、

外では浮気しまくりとか、

家庭内別居して一緒に家族として住んでいるけどお互い関わり合わないとか、

不幸せってところもたくさんある。

なんてことを本気で考えだしてる。

 

最後に。あなたにとって結婚とは何ですか? 

そんな結婚に対する考え方をするようになった自分に驚いたり、

洗脳されてるんじゃないかって心配になったり笑

 

これについては男性女性問わず、

いろんな意見が聞いてみたいなあ〜

あなたにとって結婚とは何ですか??

他人の意図を理解する能力があるかどうかがわかる「心の理論」とは?

f:id:ka7a-mama:20170612004210j:plain 発達障害を持つ子どもは、他人の考えていることを推測することが苦手です。そういった他人の意図を理解する能力として「心の理論」というものがあります。今回はこの「心の理論」について詳しくみていきます。

 

「心の理論」とは?

他人の意図を理解する能力のことを「心の理論」と言います。脳の前頭葉が関わっていると考えられており、通常4歳頃に獲得されます。

私たちは、他人と関わるとき、コミュニケーションを取るときに、「こう言ったら相手はこう感じるだろう」「これを言うと傷つけてしまうかもしれないからこう言おう」「相手はこうしたいと思っているな」などと、自然に相手の心や意図を推測しながら会話しています。

ところが、「心の理論」が形成されていない場合、他人の心や意図が分からないままコミュニケーションをとり、悪気はないのに相手が嫌がることを言い続けてしまったり、自分勝手な子と印象を持たれてしまったりします。これは、自分の言ったことが相手にどう伝わるかということを想像することができないために起こり、こういった状態を「心の理論」が形成されていないと捉えることができます。

心の理論が形成されているかどうかは「サリーとアンの課題」で調べることができます。これは、イギリスの自閉症研究者バロン・コーエンらによって作成された課題です。

「サリーとアンの課題」

1.問題

①サリーとアンはとっても仲良し。サリーはおもちゃ箱を持ち、アンはかごを持っています。

②サリーは遊んでいた人形を自分のおもちゃ箱にしまい、外に出ました。

③アンは、サリーがしまった人形をおもちゃ箱から出して遊んだ後、人形を自分のかごにしまいました。

④サリーが外から帰ってきて、再び人形遊びをはじめようとしました。

質問:さて、サリーは最初にどこを探すと思いますか?

2.結果

「おもちゃ箱の中を探す」と答えた場合、「心の理論」が形成されている。

「かごの中を探す」と答えた場合、「心の理論」が形成されていない。

いかがでしたか?この課題を自閉症の子どもに行うと「かごの中を探す」と答える子どもが多いことが分かっています。これは、サリーの立場になって物事を考えられておらず、前頭前野の働きが弱いために起こる現象だと考えられています。

また、同じ前頭前野では「ワーキングメモリー(作業記憶)」の働きも担っています。ワーキングメモリーについては、こちらの記事を参考にしてくださいね。

 

発達障害、こんなときどうする?「かんしゃくが起きたとき」

f:id:ka7a-mama:20170612002528j:plain 発達障害児の、こんなときどうする?コーナーです。このコーナーでは、具体的な悩みを元に、発達障害児の理解の仕方や、支援方法などを、シリーズものとして書いていきます。

今回は「かんしゃくが起きたとき」の支援方法についてまとめていきます。自分の要求が通らないと不満や怒りの気持ちを抑えることができず、かんしゃくを起こすことがあります。このような発達障害児のかんしゃく問題には、どのように対処していったらいいのでしょうか。

 

かんしゃくとは?

自分の思い通りにならないことがあったときに、その不満や怒りの気持ちを抑えることができずに暴れたり、泣き叫んだりする行為のことをいいます。例えば、友だちとゲームをして遊んでいるときに勝てないことが分かると、怒ってゲームを放棄したり、机に置いてあるゲームグッズをぐちゃぐちゃに散らかしたりします。また、自分がやりたいと思っていたことをとめられると、その場でひっくり返って泣き叫んだり、時には友だちや大人に対しても手を上げてしまったりすることもあります。

このようなかんしゃくは、子どもであれば我慢できずにしてしまうこともあると思います。実際に、私も小学校中学年頃までは、家族でトランプゲームをしているときに負けそうになったら不機嫌になったり、「やーめた!」など言っていました(^^;)

しかし、発達障害のある子の場合は、親しくない相手に対してもひどいかんしゃくを起こしたり、一度かんしゃくを起こすとなかなかおさまらなかったりするなど、より激しいかんしゃくを起こすことが多いです。

 

かんしゃくを起こした時の対処法

①無視する。

大人の関心をひくための手段としてかんしゃくを起こしていることが多いため、できるだけ気にせず無視することが有効です。

②かんしゃくがおさまったら褒める

③かんしゃくを起こさないことをルールにする。

かんしゃくを起こさないということを家族や先生とのルールとして決め、日頃から言い聞かせておきましょう。かんしゃくを起こしても、子どもの言い分を聞くことはないことを伝えておくことも大切です。

 

根気よく伝え続けることが大切

日頃から伝え続けていて、理解したように思っても、いざ思い通りにならないような場面に遭遇すると、ルールのことを忘れてしまったり、ルールに従えなかったりします。しかし、根気よく伝え続けることにより、少しずつ変化していくので、「言っても無駄」と思わず、根気よく伝え続けていきましょう。その積み重ねがとても大切なのです。昨日までできなかったのに、今日はできた。そういう日を目の当たりにすると本当に嬉しいものですよ(^^)

 

 

発達障害児が困難さを持つ「ワーキングメモリー」とは?

f:id:ka7a-mama:20170613224850j:plain 自閉症ADHDなどの発達障害を持っている子どもは、ワーキングメモリーの機能が弱く、物事を段取りよく遂行することを苦手とする子どもが多いことが分かっています。一人で宿題を終わらせることができない、目的の場所にたどり着くことができない・・・これは、ワーキングメモリーの問題かもしれません。

一体、ワーキングメモリーとは何でしょうか?今回は、ワーキングメモリーについて詳しくみていきます。

ワーキングメモリーとは?

ワーキングメモリーの定義

ワーキングメモリーとは、「作業記憶」と訳されます。作業や物事を進める場合に、それを遂行するために一時的に情報を保持しておく必要があります。こういった短期記憶のことをワーキングメモリーと言います。

通常私たちは、このワーキングメモリーを無意識のうちに働かせ、作業や課題をこなしています。また、計算や会話などの基礎となる日常生活や学習を支える大切な能力です。ところが、発達障害のある子どもは、ワーキングメモリーが弱く、様々な困難を抱えているケースが多いのです。

ワーキングメモリーの具体例

「計算ドリル→漢字練習→音読」の宿題をこなすために必要なワーキングメモリー

①自分が今、どの宿題に取り組んでいるのか、あといくつの宿題が残っているのかを意識し続けること。「あと、音読が残っているな」

②宿題に時間制限を儲けた場合、時間内に終わらせるためには、どのくらいのペースでやれば間に合うのかを意識し続けること。「もっとペースを上げて急がないと間に合わないな」

③テレビやおやつなどの誘惑がある場合、誘惑への気持ちを抑えながら、宿題に自分の気持ちを向けるよう仕向けること。「テレビを見るのは宿題が終わってから」

ワーキングメモリーがうまく働かないと?

ワーキングメモリーがうまく働かないと、様々な困難を感じることが多くなります。また、ワーキングメモリーの弱さは、実行機能の弱さにもつながってきます。この話はまた別の記事でしますね。では、先ほどの具体例を参考に見ていきましょう。

今どの宿題をしていて、残っている宿題は何なのか。ということを常に意識できていないと、宿題に取り組み続けることができません。今自分が何をしなければならないのかを意識し続けることができないために起こります。

また、テレビやおやつなどの誘惑に対しても、今は宿題を終わらせないといけないという意識が飛んでしまい、すぐに誘惑に負け、宿題が一向に終わらないといったことが起こります。声かけをしないと、すぐに別のことをし始めてしまうというのも、「今すべきこと」という意識が飛んでしまっているからなのかもしれません。

対処法は?

このような、ワーキングメモリーが弱い子どもたちへの対処法としてはいくつか挙げられます。

①作業工程をメモ書きにし、すぐに見えるところに貼っておく。

②別のところに意識がいきそうになったら、メモを見るように声かけをおこない、今何をしなければならない時間なのかを意識させる。

③できるだけ周りにおやつやテレビ、おもちゃなどの刺激物を置かない。

 

このようにワーキングメモリーの機能が弱くても、環境を整えてあげることで、物事を進めやすくなることがあります。悪気があってさぼりたいからしているわけではない。ということを理解し、どうすればその子どもにとって困り感を取り除くことができるのかを考えることが必要です。