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転勤族・二児ママ・専業主婦・元小学校教諭のいろいろ 〜人生は楽しむためにある〜

「活かそう!発達障害脳『いいところを伸ばす』は治療です」発達障害オススメ本

今日は、発達障害について書かれた本のオススメを紹介します。「活かそう!発達障害脳 『いいところを伸ばす』は治療です」精神科医である長沼睦雄さんの著書です。

活かそう!発達障害脳「いいところを伸ばす」は治療です 長沼睦雄

この著書は、精神科医である長沼睦雄先生と、編集者である浅見さんの対談形式で、脳から見た発達障害について書かれています。

長沼先生自身、生来の気質として「好奇心旺盛で、新しいもの好きで、想像力豊かで、衝動性が強い」という特性を持って生まれたと本の中で語っています。自身の「社会性は弱くても好奇心とこだわりがある」気質を、「組織に縛られないでじぶんなりに精一杯活かしてきた」からこそ今の自分らしさがあると書かれており、まさに発達障害脳を活かした生活を実践している当事者とも言えるかもしれません。

そんな長沼先生が一貫してこの本の中で言っているのは、「障害と才能は表裏一体である」ということです。苦手な部分があるということは、それを補うための発達した能力があるという考え方です。その長所を見付け、磨いていくことが、発達障害に対する一番有効な治療法だと述べられています。

前に進むための方法を、ずばりとまずは一言で言うと、「いいところを活かす」ことです。 「治療」というのは、「健常者と同じにする」ということではなく、その人その人の使える機能を伸ばして、社会で生きやすくするということ。 苦手なことばかりに見える子たちのなかに、音楽とか絵とか人の気持ちが分かるとか、そういうものを見出したら、どんどん使わせるんですね。磨いていくんです。そうすると、そこにやる気とか興味とか成功体験が加わり、どんどんどんどん本人がやりだして、それがずっと続いていきます。 障害を持つことは恥ずかしいことでも隠すべきことでもない。人は何かを得れば何かを失い、何かを失えば何かを得る。人は弱さや苦悩を持つがゆえに、人の痛みが分かり、仲間を作って助け合い、成長していけるのだ。

とても分かりやすく、発達障害脳について書かれた本なので、オススメです。