【女の生き方本】「女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと」
先日、「女の生き方」について書かれたおもしろい本を読んだのでご紹介!
その本はズバリ!!
西原理恵子さんが書かれた
「女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと」という本です。
西原理恵子さんが思春期真っ只中の自分の娘に向けた女の生き方に関するアドバイス本なのですが、アラサーの私が読んでもとても考えさせられる本でした。
「女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと」西原理恵子を読んで考えた
女としての資産価値は下がっていくのみ!
女の10代後半から20代っていわゆる「華の時期」ってやつですよね。何も持っていなくてもちやほやされたり、優しくされたり。
若いってだけで、それは女として1つの資産になるのです。男の人とはちょっと違いますよね。
でも恐ろしいのが、その女としての資産価値は、歳を経るごとに下がっていくんですよね。永遠に「女の子」として扱ってもらえるわけじゃない。
20代のときに女としての資産価値を活用して何もせず、何も構築してこなかった人が40代、50代になり、いわゆる「ただのおばさん」になっちゃったら、だれもちやほやなんてしてくれないし、助けてもくれない。
「私、何も知らなかったの♡」
20代前半女性が言ってたら手を差し伸べてくれる人はたくさんいますが、40歳、50歳のおばちゃんが言ってたら・・・
そんな状況に陥ってから気づくのではなく、20代、30代のうちに、「女としての資産価値は年々下がっていくもの」という意識を持って人生を考えていかないといけないことを改めて感じました。
女だからこそ人生の戦略が必要!
女には、人生の中で転機がいくつかあります。
結婚、出産、育児・・・など、自分だけの問題ではないことも多くなってきます。
出産や育児が始まったら、仕事をセーブしないといけない時期があるかもしれない。
夫の転勤に付いていくとなったら仕事をやめなくてはいけなくなるかもしれない。
そんな不安定な女の人生だからこそ、自分の足で立つことの大切さが
この本「女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと」の中では
何度も書かれています。
どんな状況でも自分の足で立って幸せな人生を送るために、
女だからこそ人生の戦略が必要なのだ!とおっしゃる西原理恵子さん。
様々な経験をしてきた女性からのアドバイスだからこそ、身にしみます。
女が幸せになるためには
女が幸せになるためにはどうすればいいか。
西原理恵子さんは、
「女の一途は、幸せのジャマ。夢は、いっぱいあったほうがいい」
と述べています。
女の幸せ=結婚
とか
女の幸せ=子ども
とか
凝り固まった一途な夢だけではなく、たくさんの夢を持てと。
確かにその通りだと思いました。
幸せな結婚をしたところでパートナーに裏切られてしまったら・・・
パートナーが何かの病気にかかってしまうかもしれない・・・
子供との関係がうまくいかなくなってしまったら・・・
そんな不確定要素いっぱいのものに自分の夢を
「これさえあれば幸せ!」と託してしまったら、
もし、不幸なことが起きてしまった場合、
想定外の出来事が起きてしまった場合、
立ち上がるのが難しくなります。
そんなこと考えたくない。と思って臭いものには蓋をしてしまいがちですが、
大人の女性ならば、考えておかないといけないことだと今回改めて感じました。
最後に
人生はいいことばかり起こるわけではありません。
でも、私を含め、女の子って「こうなればいいな」「こうしてもらえるだろう」「こんなこと起きるはずない」なんて甘い考えが抜けきれないことが多いのも事実なのではないでしょうか。
「夫がいるし」「彼氏がやってくれる」
今はそれでもいいかもしれませんが、大人の女性として、
「いつ何があっても自分の足で立てるようにしておくこと」
それはとっても大事なことじゃないかなと思いました。
西原理恵子さんの「女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと」
女の人生を考えるにあたっておすすめ本です。