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個別学習塾・元小学校教諭・発達障害教育・二児ママの記録帳 〜人生は楽しんだもん勝ちだ〜

【女の人生選択】母子家庭・シングルマザーのメリットとデメリット

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「離婚して母子家庭・シングルマザーになる」

という女の決断は、相当の覚悟が必要だし、大変そうなイメージがあります。しかし現在、母子家庭やシングルマザーを選択をする女性は増えています。「夫の世話をしなくてもいいから気楽」なんていう意見も聞いたことがあります。

 

母子家庭やシングルマザーになることは生活面・経済面・精神面において、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

 

今回は、母子家庭やシングルマザーを選択するにあたってのメリットとデメリットについてまとめていきます。未婚のまま出産しようとしている人、子どもがいて離婚を考えている人はぜひ参考にしてみてくださいね。実は意外とメリットも多いことに気づかされますよ笑

 

 

母子家庭・シングルマザーのメリット

夫婦問題からの解放

「離婚をして母子家庭やシングルマザーになる」という決断の裏には、多かれ少なかれ夫婦関係の問題があると思います。母子家庭やシングルマザーになればそんな夫婦関係問題から解放されます。

 

夫の浮気や暴力、家事育児の非協力に対するストレス、好きでもない相手の食事や洗濯などのお世話から解放されることは確実にメリットですよね。

 

好きなように子育てできる

母子家庭やシングルマザーになると、子育ての中心は自分になります。教育方針やしつけなどで夫と意見が対立することもなく、好きなように子育てができます。

 

新しいことに挑戦しやすい

離婚をして一人になることで自由度が上がり、新しいことに挑戦しやすいこともメリットとしてあげられます。生活が自分と子ども中心になるので調整がききやすく、空き時間も作ろうと思えば積極的に作ることができます。夫のことを気にせずに自分の好きなことができるので、新しい趣味や活動に積極的に参加するようになり、世界が広がるでしょう。

 

国からの補助が手厚い

母子家庭やシングルマザーには、国から様々な補助や手当があります。代表的なものだと、母子の医療費が無料だったり、公共交通機関のチケットがもらえたりするようです。様々な補助や手当が存在するので、母子家庭、シングルマザーへの国からの補助に関しては別の記事で詳しく取り上げようと思います。

 

より素敵なパートナーとの出会い♡

離婚をして夫との関係を生産することで、新たな出会いを引き寄せる可能性も増えます。より相性の良い、より素敵なパートナーと自由に恋愛できることは、シングルになるメリットと言ってもいいでしょう。

 

 

母子家庭・シングルマザーのデメリット

経済面が苦しくなる

この経済面が母子家庭やシングルマザーになる上での一番の問題点ではないでしょうか。逆にこの点がクリアできれば、母子家庭やシングルマザーになることのデメリットはとても少なくなります。

 

母子家庭やシングルマザーになると、自分や子供の生活費を自分で稼がなくてはなりません。家賃や食費、光熱費、教育費などを考えると、たとえ養育費をもらっても生活費全てを賄うのは難しいです。となれば生活費を稼ぐために働きに出るしかないのですが、子どもが小さい場合は職探しも大変。正社員になるのは難しく、パートやアルバイトでなんとか生活する貧困家庭になってしまう恐れもあります。実際に、日本の母子家庭・父子家庭の相対的貧困率は54.6%です。つまり、2世帯に1世帯は生活が厳しい状態と言えるでしょう。

 

働く場合、子供との時間が減る

収入を得るために働きに出ることになれば、離婚前が専業主婦だったり、午前中だけのパートだけだった場合子供と一緒に過ごす時間は減ってしまう可能性が高いでしょう。離婚前からワーキングマザーだった場合はあまり変わらないかもしれません。

 

ワンオペ育児になる

母子家庭やシングルマザーになるということは、育児は全て自分ですることになります。子どもが休みの土日に体力勝負で遊ぶのも、毎日の食事やお風呂なども全て一人です。そこに仕事も加わるとサポートしてくれる人がいなければなかなか難しいかもしれません。家事・育児・仕事を全て一人で回さなくてはいけないことも、母子家庭やシングルマザーになるデメリットの一つでしょう。

 

人生のパートナーがいないことへの寂しさ

人生を共に悩み喜び共有するパートナーがいないことに寂しさを感じるかもしれません。しかし、別れもあれば出会いもあるのが人生。より素敵なパートナーと出会えるかもしれないといったメリットと紙一重ですね。 

 

メリットとデメリットを比べてみて

意外と母子家庭やシングルマザーになるメリットも多いことが分かりました。経済面の不安さえなければ、自分と子どもを中心とした穏やかな生活ができる気が。しかし、経済面の問題こそ一番難しい問題ですよね。

 

やはり女性にとって、自分で稼ぐ力を持っておくことは、人生を生きる上で最大のリスクヘッジになると改めて思いました。

 

「夫婦関係が悪いのに、子供のことを思って離婚しない」 

という意見もよく聞きますが、果たして夫婦関係が破綻しているような冷めた家庭で子育てされる方が、子どもにとってデメリットは大きいんじゃないかなあ〜とも思います。それだったら、いっそのこと離婚して、経済面は苦しいながらも母親と子供で温かい家庭を築くことができた方が・・・なんて思いますが、まだまだ青臭い意見なのでしょうか。