ka7a-mama diary

転勤族・二児ママ・専業主婦・元小学校教諭のいろいろ 〜人生は楽しむためにある〜

発達障害児のこんなときどうする?「遠足や宿泊学習を嫌がる」

f:id:ka7a-mama:20170627222159j:plain 発達障害児の、こんなときどうする?コーナーです。このコーナーでは、具体的なお悩みを元に、発達障害児の理解の仕方や、支援方法などをまとめていきます。

今回は、発達障害児の遠足や宿泊学習」に対する支援方法についてです。発達障害がある子どもは、遠足や社会見学、宿泊学習などで知らない場所へいくときに強い不安や緊張を感じる場合があります。分からないことが多いと、「行きたくない」と言って参加を拒否することもあります。

このような発達障害児の遠足や宿泊学習問題には、どのように対処していったらいいのでしょうか。

 

遠足や宿泊学習の事前準備

1.「行程表」を提示

img_6888

発達障害児は、予定が分からないことに対して不安や緊張を感じがちです。目的地がどのようなところか、どのような乗り物に乗って、どこを経由して行くのか、着いたら何をするのか、目的地での活動スケジュールはどうなっているのかなどを把握させるために、「行程表」の提示が効果的です。

全員に配られる「遠足のしおり」でいいのでは?とおもわれるかもしれませんが、しおりだけでは理解しにくい部分があるので、しおりを細かくしたようなものを作成すると良いでしょう。子どもの発達に合わせて、イラストをのせたりすると分かりやすくて良いでしょう。子どもが見てわくわくするような行程表を作ってあげたいですね。

また、目的地のパンフレットなどがあれば、事前に渡してあげることで不安感の軽減につながる場合もあります。

2.「行程表」を使ってシュミレーション

「行程表」が作成できたら、それを見ながら、当日のシュミレーションをしましょう。一つ一つ行程を確認していきます。不安なことがあればその都度確認し、メモとして行程表に分かりやすく書き足していきましょう。

変更等があった場合はできるだけ早く本人に伝えるようにしましょう。発達障害児は変更を苦手とする子どもが多いです。直前の急な変更はパニックを引き起こす原因になるので注意が必要です。

3.緊急事態に備えて

行程表を使って何度か確認した後は、予想外のことが起こったときにどうすれば良いのかを確認しておきましょう。どんなときでも、何かあればこの先生に言えば大丈夫といったセーフティネットがあれば、より安心して参加することができます。

 

発達障害のある子どもたちは、遠足や宿泊学習に対して、私たちが思っている以上の強い不安感や緊張感を感じています。参加したいけど、不安で参加できない・・・という気持ちに寄り添いながら、強制することなく支援していくことが重要です。こういった事前準備を繰り返し、最終的にその不安を乗り越えて参加できたときは、本人も強い達成感を感じることができ、自信になっていくことでしょう。

この「行程表」作戦は、遠足や宿泊学習に限らず、運動会や音楽会、卒業式などの行事などでも有効です。一度試してみてくださいね。

ka7a-mama.hatenablog.com

ka7a-mama.hatenablog.com

ka7a-mama.hatenablog.com