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個別学習塾・元小学校教諭・発達障害教育・二児ママの記録帳 〜人生は楽しんだもん勝ちだ〜

【女の生き方】「子どものために離婚しない」って本当に子どものため?

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30歳にもなると周りの友達は、未婚、既婚子どもなし、既婚子どもあり、そして離婚という様々なステージにそれぞれ分かれていきます。

10代、20代前半の頃は、キャーキャー言いながら、恋の話や結婚、新婚生活などハッピーな話題で持ちきりだったのに、最近は夫の愚痴や不倫、離婚などの話題もいくつか聞くようになってきました。もちろんまだまだラブラブな夫婦もいます。

そんな中、先日未婚の女友達Aと電話していると、「ん?それってどーなの??」と思うことがあったので考えてみました。

 

 

 

その友達Aの友達夫婦の仲が冷え切ってきてて、離婚したいとまで思うらしい。でも、家も購入済みだし、何より

 

「子どもがかわいそうだから

 子どものために離婚しないんだって。

 そりゃそうだよね〜」

 

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「子どものために離婚しない」

「子どものために離婚しない」この言葉はよく聞かれます。

自分のわがままで離婚してしまったら子どもに申し訳ない。そんな風に思ってしまうことも理解できます。離婚したら子供を金銭面で不自由にさせてしまうかもしれない。片親がいないことで何か友人トラブルに発展したり、からかわれることもあるかもしれない。

しかし、それは離婚する不安からくる一種の離婚しないための言い訳なのかな?とも思うのです。

 

本当に子どものため?

本当に子どものためを思うなら、夫婦関係が破綻している中で子育てを行うべきではないと私は思います。

夫婦関係が破綻しているのを感じさせないようにすると言っても、やはり子どもは大人のことをよくみているので、何かしら感じることがあると思うんですよね。

子どもにとって一番身近な大人の人間関係が夫婦関係であり、子どもの人格形成にも深く関わっていると言われています。

そんな大切な夫婦関係が、ハリボテだったとしたら・・・

自分が原因で、仲が悪かったのに仲の良いフリをしていたと知ったら・・・

子どもは本当に喜ぶのでしょうか?

それって本当に子どものためになっているのでしょうか?

 

ママが幸せなのが子どもにとって一番!

この言葉を初めて聞いた時、とっても衝撃でした。

なぜなら、「ママなら我慢して当たり前」「子どもを優先するのが当たり前」「子どもができたら主役は子ども」そんな風に勝手に思っていたからです。

でも、ママが我慢しながら頑張って作り上げる幸せよりも、生き生きとしたいことをしながら幸せそうに生きている方が、子どもにとって良いのではないでしょうか?

それに、これからは人生100年時代。

子育てで主役を子どもに譲ってしまったら、脇役時代が長すぎませんか?

 

「子どものため」と言いながら、実は「自分のため?」

 「○○のために〜」「○○のことを思って〜」

そんな風に言うことって、結局深く掘り下げていくと「自分のため」につながることがよくあります。「子どものために離婚しない」と言うのはもしかすると「離婚することで子どもに責められるかもしれない。苦労させてしまうかもしれない。そんな母親(父親)になりたくないから、自分のために離婚しない」になるのかも。

 

しかし、何が「子どものため」になるかはわかりません。

離婚して新たな生活を始めたことで得られる何かがあるかもしれないし、ないかもしれない。金銭面で不安になったからこそ得られるものがあるかもしれないし、ないかもしれない。そして、親が結婚生活を続けることで得られるものがあるかもしれないし、逆に無理やり結婚生活を続けることで失うこともあるかもしれない。

人生どうなるかわからないからこそ、「結婚にしがみつく=子どもの幸せ」ではないのではないでしょうか。

 

結局言いたいこと

結局のところ大切なのは、自分がどうしたいかを軸に決断する。

そして、その決断を信じて突き進み、選んだ選択肢を正解にしていく。

自分の人生ってこうやって一つ一つ作り上げていくものなんだろうなあ〜なんて思う今日この頃でした。

 

人生って思ってたより難解で、思ってたより面白い。

 

 

 

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