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個別学習塾・元小学校教諭・発達障害教育・二児ママの記録帳 〜人生は楽しんだもん勝ちだ〜

学校に行くか行かないかは本人が行きたいか行きたくないかで決めればいい

先日の記事にコメントをいただきました。
なかなかコメントをもらうことがないので、反応があることは嬉しいです(^^)
ありがとうございます。
 

 
学校についていろいろな考えを知りたいので、思うことがあればコメントください♡
とっても喜びます!
 

いただいたコメントとその返答

 
そんな今回のコメントはこちらです! 
 
授業を妨害するなら学校には行かせないほうがいい。学校は躾をするところではない。一人問題児がいると学校の雰囲気が悪くなり、いじめが起こりやすくなる。
 
 
その返答がこちら。
 
その子どもが学校に行きたいのであれば、最低限のルールを守らせる必要はありますね。他の子どもたちの勉強の邪魔になってしまうといけないので、妨害するのならみんなと一緒には勉強できないよ。と学校側もしっかり伝えるべき。
 
ただ、「授業を妨害するから学校には来るな」ではなく、「どうして妨害してしまうのか」にしっかり向き合ってあげることも大切なのではないでしょうか。
 
そして、学校に行きたくないのに学校に無理やり行かされて授業を妨害しているのなら、学校に行く必要はないと私は考えます(^^;無理に行かされる子も、授業を妨害される子も、そして学校も、何もいいことがないですから。

 

コメントを見てまず感じたこと 

結局言いたいことは、本人が行きたけりゃ学校に行けばいいし、行きたくなけりゃ行かなくていい。

 

学校に行くか行かないかは本人が行きたいか行きたくないかで決めればいい
 
ってことです。
 
そして、学校でみんなと一緒に勉強するということは、最低限のルールは守らなくてはいけない。授業中に大声で話したり、授業を受けている子を遊びに誘ったりなど、他の子どもたちの「勉強する権利」を奪ってはいけません。そして、その中で考えなければならないことは、どうして授業を妨害してしまうのかということです。
 

どうして授業妨害をしてしまうのか

どうして授業を妨害してしまうのか、考えられることは3つ。
 

①学校にそもそも行きたくないし、授業も聞きたくないから。

学校にわざわざ行って授業を受ける必要がないと思います。
その時間、自分の興味のあることをする方が有意義。
学校によって自分の時間を奪われる子も、その子どもによって勉強する時間を奪われる子も、その妨害する子どもによって授業が進められない教師も。
この場合は不利益しかありません。
 

②学校には行きたいけど、その授業が面白くないから。

この場合、問題の原因は教師側、学校側にあると考えられます。

授業が面白くない→暇だから遊んでしまう

授業のレベルがその子どもにあっていない→面白くないから妨害する

 

今までの学校では、どんな授業でも座って静かに授業を受けるべき。

そんな考えが主流ですが、それって本当に大切なのでしょうか?つまらない授業を受ける意味ってあります?

そんなことを言っていたら学校という場が崩壊してしまいそうですが、最近そんな風に思います。

 

③学校には行きたいし、ルールを守る意思はあるけど抑えられないから。

これは発達障害愛着障害などによる、実行機能がうまく働いていない場合起こりやすいことです。
実行機能についてはこちらをごらんください。

 ka7a-mama.hatenablog.com

ルールを守りたいのに気が付いたら喋り出している、動き出してしまっている。この場合は学校側が、その子どもがうまく学習に取り組めるような支援を考える必要があります。合理的配慮が必要な場合ですね。  

 

 

 

最後に

「妨害する子どもは学校には行くべきではない」

「子どもは学校に行くべきだ」

 

私は両方反対です。

学校に行くのは子ども。

その子どもが学校に行きたいのか、行きたくないのか。

子どもの気持ちを尊重し、その上で親や教師がどうして行くか一緒に考えて行くことが大切なのではないでしょうか。

 

 

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