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個別学習塾・元小学校教諭・発達障害教育・二児ママの記録帳 〜人生は楽しんだもん勝ちだ〜

発達障害児は勉強しても無駄!?やる気を失った子どもたち

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発達障害を持っていることで、学習面がうまくいかなくなることはよくあることです。現在の学校教育でされている知識詰め込み型勉強法だと、発達障害の子どもが困り感を感じることが多く、なかなか思うように成績も上がりません。

 

頑張っても成績は上がらず、授業にもついていけない。そんな子どもたちは、どうして他の子どもはできているのに自分はできないのだろうと悩みます。

 

しかし、それが積み重なってくると、

「どうせ勉強してもできるようにならない」

「勉強するなんて無駄」

「自分は無能なんだ・・・」

と思い、様々なことに対してのやる気を失っていきます。

 

保護者も同じように悩んでいるかもしれません。「どうして自分の子どもはこんな簡単なこともできないのだろう・・・」と。そして、その状況が積み重なると、

「どうせ親が頑張っても無駄」

「勉強を教えるだけ無駄だ・・・」

と思い、親からも子どもと向き合う気力を奪ってしまうかもしれません。

 

しかし、ちょっと待ってください!!!

 

本当にやるだけ無駄でしょうか?

やり方がその子どもにとって合っていないだけでは?

伝え方が良くないだけでは?

 

今回は、発達障害を持っていることで、「勉強しても無駄だ」「勉強を教えても無駄だ」と、やる気を失ってしまった子どもやその保護者に向けての記事を書きます。

 

 

勉強がうまくいかない理由を突き止める

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「発達障害を持っているから、勉強しても無駄だ」

 

この考え方には大反対です。

 

なぜなら、発達障害を持っていても一つずつできることを増やし、成長していく子どもたちを実際にこの目でたくさん見てきたからです。

 

ただし、発達障害を持っていると、発達にでこぼこがあり、できることとできないことがあるのも確かで、それによって学習が進みにくくなることがあるのも確かです。

 

まずは、発達障害のどういった面が問題になっているのかを突き止めましょう。

子どもを観察する、一緒に学習を進めどこでつまづいているのかを発見する、学校の先生に様子を聞いてみる、専門家を受診したり、心理検査などを受けてみるなどの方法があります。

 

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やり続けても無駄なことはある!

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LD(学習障害)を持っていて、算数の能力が低い子どもに、いくら「計算しろ」といって何度も計算をさせても、その学習方法は無駄です。

 

見え方に問題があり、漢字が苦手で正しく書くことができない子どもに、「この漢字を100回書いて覚えなさい」といって何度も書かせても、その学習方法は無駄です。

 

文章を自分で読み、内容を理解することが苦手な子どもに、ひたすら文章問題の練習をさせても、その学習方法は無駄です。

 

このように、やり続けても無駄になることはあります。それは、その子どもに合わない学習方法だからです。発達障害を持っていて、苦手な部分があるのに、そこを無視して学習を進めようとしても、苦手な部分のフォローをしなければ、決してできるようにはなりません。

 

全てはトライ&エラーで

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勉強をしても全然できるようにならない・・・という状況は、勉強方法がその子どもに合っていないから起こることなのです。勉強がうまくいかない原因をもとに、どうやったらその困り感を解消できるのかを考え、実践していきます。

 

すぐに子どもに合う学習方法は見つからないかもしれません。しかし、その学習方法が合わないんだと分かることも、一歩前進したということですよね。

 

できないことをそのまま続けていても結局できるようにはなりません。違った鍵で扉を開けようと何度頑張っても扉は開かないのと同じです。

 

発達障害の困り感を解消する方法はたくさんの方法があります。もちろんこのka7a-Logでも、様々な事例を取り上げて記事を書いています。

そういった情報を参考にトライ&エラーで子どもに合った学習方法、支援方法を探っていくことが大切です。

 

「やっても無駄」なんてことはありません。

もちろん「そのままやり続けても無駄」ということはありますが。