ka7a-mama diary

転勤族・二児ママ・専業主婦・元小学校教諭のいろいろ 〜人生は楽しむためにある〜

ソーシャルスキルトレーニング実例集⑤「人の気持ちを考える」

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今回は、ソーシャルスキルトレーニングの実例⑤を紹介していきます。

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発達障害を持っていると、人が何を考えているのか、こう言われるとどう感じるのかなどを考えることが苦手です。

今日紹介するソーシャルスキルは、人の気持ちを考えることのトレーニングになります。人の気持ちを考えるスキルは、他者と関係を築くために必須のスキルです。自然には人の気持ちを考えることができなくても、トレーニングを行うことで「こう言ったら人はこう感じる」というパターンを学習し、他人と円滑にコミュニケーションが図れるようになります。

他人と円滑にコミュニケーションが図れる能力は、学校でも社会でも必要とされる能力です。できるだけ、早めに子どもの困り感に気付き、トレーニングやサポートをする必要性があります。

 

人の気持ちを考えることが苦手な原因と対策

発達障害を持っている子どもは、表情が表す意味や、相手の気持ちが分からない子どもが多いです。特に発達障害の中でも、相手の気持ちが理解しにくかったり、暗黙の了解が分からないのは、自閉症スペクトラムアスペルガー症候群を含む)に多く見られるといわれています。

「太っているね」「はげてるね」など、感じたことをそのまま言ってしまうことも多く、それを言うと相手が嫌な気持ちになるということが分からないため、無意識に友だちを傷つけてしまうこともあります。

対策としては、「そのまま言われると嫌なことがある」ということを教えます。人を不快にする言葉というのは、人によっても差があり曖昧な所が多いですが、「体や顔のことは言わない」など、分かりやすいルールを決めておくと良いでしょう。

その言い方をすると、相手は嫌な気持ちになるよ。というアドバイスはその都度行い、説明します。その経験を積み重ねることで人を不快にする言葉を覚えさせていきます。

 

ソーシャルスキルトレーニング「人の気持ちを考える」

4コママンガ

ソーシャルスキルトレーニング「人の気持ちを考える」

簡単な4コママンガを作成し、その場面と状況から登場人物の気持ちを考えたり、適切な返答(吹き出し部分)を考えたりします。

実際にその子どもに起こったことを4コママンガにして、フィードバック(振り返り)を行うことも有効です。実体験につながりやすく、効果的です。

 

表情カード

ソーシャルスキルトレーニング「人の気持ちを考える」

喜怒哀楽を表したイラストカードを作り、それぞれの表情からどんな気持ちなのかを推測させます。イラストカードで表情が理解できるようになったら、表情を読み取ることがより難しい写真や、大人の寸劇などを見て、その人がどんな気持ちかを考える練習します。

 

絵本や物語の活用

絵本や物語を一緒に読みながら、「どうして○○は泣いちゃったのかな?」「どうして○○は喜んでいると思う?」など、お話を交えることで、登場人物の気持ちを考える機会が作ることができます。

ここで、大切なのが、正解を求めないということです。「違うでしょ!○○は〜だと思っているからよ!」などと国語の読み取り問題のようになってしまうと、子どもはすぐに拒否反応を示すでしょう。

「ママは○○は〜だと思っていると思うな」など、いろんな考え方や感じ方があることを教えながら、楽しく読んでいくことが大切です。

 

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