ka7a-mama diary

転勤族・二児ママ・専業主婦・元小学校教諭のいろいろ 〜人生は楽しむためにある〜

社会性を育むためのソーシャルスキルトレーニング(SST)って何するの?

f:id:ka7a-mama:20170629222000j:plain ADHD自閉症スペクトラムなどを持った発達障害児は、人とのコミュニケーションや距離の取り方などが分からず、社会性に問題を抱えているケースが多いです。

また、発達障害児に限らず、人との接点が少なくなっている現代では、他人の気持ちを考えたり、推測したりすることが苦手な子どもも多くなっている気がします。

そんなときに効果的なトレーニング方法がソーシャルスキルトレーニング」SSTとも言われます。

いったいどんなトレーニング方法なのでしょうか。

 

ソーシャルスキルトレーニングとは?

1.ソーシャルスキルとは?

ソーシャルスキルとは、人間関係を上手に営んでいくための技能のことです。

私たちは、日常的に他人と関わり合う中で、様々なことを無意識のうちに考えながら行っています。

例えば、初めて会った人と挨拶や自己紹介をしたり、会話する人との距離の取り方や、話す声の大きさなどです。これらは、人間関係を築き上げる中で必要な能力です。もし、会っても挨拶しない、話そうとしても必要以上に距離の取り方が近すぎたり遠すぎたり、または、声が極端に大きい小さいなどがあると、なかなかその人と会話したいという心情にはなりませんよね。

このように人と関わる上での基本的なことから、会話の中に冗談を入れて場を和ませるなどといった能力をトレーニングすることをソーシャルスキルトレーニング(SST)」と言います。

 

2.ソーシャルスキルを完璧にする必要はない!?

ソーシャルスキルは、人とかかわり合う中で必要な能力ですが、必ずしも得意にならなければならない能力でもありません。一人ひとりの人間関係の築き方はありますし、苦手なことを得意にしようと頑張る必要もありません。ソーシャルスキルの得意不得意は、障害有る無しに関わらず個人差が大きいものです。

しかし、他人に不快感を与えるような行動は改める必要があります。他人に不快な思いをさせることがない自分のスタイルを身につけることが最終目標と言えるでしょう。

 

3.ソーシャルスキルトレーニングの流れ

ソーシャルスキルトレーニングは、①教示、②モデリング、③リハーサル、④フィードバック、⑤般化の5つを組み合わせながらプログラムを組み立てていきます。一つずつ見ていきましょう。

①教示・・・言葉や絵カードを使って教える。

モデリング・・・親や教師、友だちなどが、手本となる振る舞いを見せる。

③リハーサル・・・ロールプレイングなどで実際にやってみる。

④フィードバック・・・行動を振り返り、褒めたり、修正を加えたりする。

⑤般化・・・どんな場面でもできるようにする。

 

このような流れでソーシャルスキルを学んでいくのですが、かの有名な山本五十六のこの言葉に、共通する部分を感じることができます。

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」

この言葉は教育の本質を表しているんでしょうね。

 

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