ka7a-mama diary

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発達障害児が天才児!?サヴァン症候群とは?得意なことを見つけることの大切さ

生体というのは、引っ込んだところがあれば、必ずそれを他の部位で代償します。

例えば、言葉を理解するのが苦手な特質を持つ発達障害の子どもは、視覚的な情報を理解するのが得意だったりします。

この得意な部分が飛び抜けた天才的な能力となって現れることをサヴァン症候群と言います。

サヴァン症候群」は発達障害と深い関わりがあると言われています。今回は、この「サヴァン症候群」について詳しくみていきましょう。

 

サヴァン症候群とは?

サヴァン症候群」とは、知的障害や発達障害などのある者のうち、ごく特定の分野に限って優れた能力を発揮する者の症状です。

1887年に、J・ラングドン・ダウン博士により「イディオ・サヴァン(天才的白痴)」と名付けられ、のち「サヴァン症候群」と呼ばれるようになりました。

厚生労働省の調査によると、サヴァン症候群はこのように紹介されています。

一般的に男性に多く、また自閉症の人に多く見られます。サヴァン症候群についてはまだ解明すべき謎が多く残されていますが、現在では、左脳の損傷によるという説が有力視されています。 出典:eヘルスネット

 

サヴァン症候群」の能力例

サヴァン症候群の能力としては、

  • 一度見たものを瞬時に記憶することができる

  • 一度読んだ本の内容を全て暗記することができる

  • 一度聞いただけの曲をそのまま再現することができる

  • 円周率を計算機よりも速く計算することができる

  • 見たものを瞬時にカウントすることができる

  • 写真のような絵をいとも簡単に描くことができる

このように、異常なほどの記憶力や再現力があることが特徴です。

 

アインシュタインサヴァン症候群だった?

アインシュタイン

アインシュタインの脳は、発達障害サヴァン症候群の代表的な脳であると言われており、5歳まであまりしゃべらず、また、文字に弱く多動でLD的な要素もあったようです。

アインシュタインの脳は通常の人とは違っていて、特に左脳の頭頂葉に特徴があったようです。

そのためか、右脳のイメージ力がものすごく発達し、天才的な能力を持つことで、大発見につながります。

発達障害者にサヴァン症候群的な天才的能力が現れるのはそういう脳の特性によるものであると言われています。

自閉症の10人に1人がサヴァン症候群的な能力を持っており、また、サヴァン症候群の約半数は自閉症的であると言われています。

 

発達障害脳には天才の可能性が

とはいっても、全ての発達障害児がサヴァン症候群のような天才的な能力を持っているわけではありません。

しかし、サヴァン症候群で天才的な能力を持っていても、幼少期は重度の障害だと診断され、相手にされない場合も実際に起こっています。

サヴァン症候群についてよくわかる本として、『ぼくは数式で宇宙の美しさを伝えたい』があります。

ぼくは数式で宇宙の美しさを伝えたい

 

 

『ぼくは数式で宇宙の美しさを伝えたい』の本では、「字を書けるようにすらならない」「12歳までに靴のひもを結べるようになればラッキーだ」などと診断された息子ジェイコブ君とその母親クリスティン・バーネットさんの親子の物語です。

クリスティン・ジェイコブ君は、いまや、アインシュタイン以上のIQの持ち主です。抜群の記憶力や数学力を持ち、将来のノーベル賞候補と言われています。

しかし、そんな彼もかつては自閉症でその天才脳の片鱗すら見いだされてなかったのです。

その中でも、彼を信じ、サポートし続けてきたのが、母親であるクリスティン・バーネットさんです。

この本を読むと、子どもの才能を信じ、長所や得意なことを伸ばすことのできる環境を与えることが、どれだけ素晴らしいことか考えさせられます。

もちろん全ての発達障害児が天才的な脳を持っているわけではありませんが、その子どもの才能を信じ、長所や得意なことをを伸ばしてあげることは、必ず将来につながってきます。

発達障害を持っているということは、マイナス面ばかりではなく、そういった可能性もたくさん隠れているということを忘れないでほしいです。

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