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個別学習塾・元小学校教諭・発達障害教育・二児ママの記録帳 〜人生は楽しんだもん勝ちだ〜

発達障害があるからこその生き方・活かし方 〜勝間和代さんに学ぶ〜

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勝間和代さんを知っていますか?

発達障害を持っていることを公表している有名人の一人です。

このブログでも、過去に少しだけ紹介させていただいています。

 

ka7a-mama.hatenablog.com

 

 

2018年1月6日、勝間和代さんと「Chikirinの日記」を書かれているちきりんさんとの対談がyoutubeにUPされました。なんと予告なく突然に!!

 

その中で、発達障害の活かし方について感じることが多くあったので、2018年最初の記事にてまとめておきたいと思います。

 

  

勝間和代さんって?

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ウィキペディアによると、職業は、

著述家・評論家・プロ雀士

となっています。

 

本もいろいろと出されていて、様々な場所で活躍されている女性です。

一時期はよくテレビにも出ていたような。

 

そんな勝間和代さんは、自身が発達障害ADHDを持っていることを公表しています。

・財布や小物、チケットなどをなくすのは日常茶飯事

・じっとしているのが苦手で、麻雀中も椅子を揺らしながら対局

・約束も忘れてしまうことが多い→何度もリマインドするようにしている

このように、自身を「典型的なADHD」と告白しているのです。

 

勝間和代さんの学生時代

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youtubeの中では、勝間和代さんの学生時代の話も出てきました。

 ・授業中じっと座っていられない

 勝間氏「椅子をガッタガッタと動かし続けてしまう」

 ちきりん「退屈なの?」

 勝間氏「物理的に座っていられない」「耐えられない」「寝るか動くか」

 

・授業中暇だった時に、定規に光を反射させて遊んでいた

 

・授業中は考え事をする時間、折り紙や編み物をしてた

 

・数学や物理はすごくできる子だった

 ちきりん「授業は聞かずにオリジナルで解いてたの?」

 勝間氏「教科書の基本問題とかを見ながら自分で」

 

ADHDの特性がよく出ている学生時代だったようですね。

勝間さんが通っていた学校の先生は理解のある先生もいて、他人に迷惑さえかけなければ見守っていてくれたと話していました。

家族や学校で認められていたからこそ、今の活躍があるのかもしれませんね。

 

今の世の中に求められることができない=発達障害

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この発達障害の考え方は、とても大切な視点だと考えます。

 

「今の」世の中に求められていることは苦手かもしれませんが、もしかすると、「これからの社会」には求められる人材なのかもしれないのです。

 

凹凸があるのが発達障害の特性です。

学生時代の勝間和代さんの場合は、授業が落ち着いて聞けない反面、数学や物理はとてもよくできたという凹凸を持っています。

そして発達障害の凹凸は大きいことが多く、得意なことはずば抜けてよくできるといった特徴も見られます。

その凹凸をいかにうまく活かすことができるか。そこがとても重要です。

 

発達障害があるからこその生き方・活かし方とは?

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発達障害があるからこその生き方・活かし方のポイントは

得意なことを伸ばす

ことに尽きると思います。

 

発達障害を持っている人の得意なことに取り組むパワーは凄まじいものがあります。

得意な分野を伸ばし、不得意な部分は誰かに頼る。

そういった役割分担をし、支え合える社会が理想なのではないかと考えます。

 

今の学校教育は、不得意をなくすことの方が重要視されていて、発達障害を持っていると生きづらさを感じる場面が多いと思います。

しかし、学校で「できて当たり前なんだからできるようにならないと!」とされていることって本当に必要なことなのでしょうか?

 

漢字の読み書き、計算、友達とのコミュニケーションや片付け。

 

確かにできるに越したことはないですが、できないと死んでしまうほど重要なことでもありません。誰かに頼ることもできるし、機械で解決する方法もあります。

 

自己肯定感を下げてまで不得意なことを克服するより重要なことがあるのではないでしょうか。

 

勝間和代さんも本の中でこのように語っています。

私も典型的なADHDの症状の持ち主なので、いつも苦労しています。なるべく自分がそのような症状を持っていることを明かして、周りの人から適切なサポートを得るように心がけてきました。

 

 

 最後に

 

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人と同じより、違う方が得だ!

 

自分の得意なことを活かせる場所を選んで生きる。

 

勝間和代さんとちきりんさんの対談の中で出てきた印象的な言葉です。

発達障害があるからこその素敵な生き方、そして、発達障害の活かし方がある。

そのことを改めて感じさせられた対談でした。

 

 

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