ka7a-mama diary

転勤族・二児ママ・専業主婦・元小学校教諭のいろいろ 〜人生は楽しむためにある〜

発達検査のIQとは?高いほど良い?IQをあげるには?

f:id:ka7a-mama:20170612213124j:plain 「IQ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?テレビのクイズ番組などでこの言葉を聞いたことがある人が多いかもしれません。

発達検査では、IQ以外にも以下の4つの言葉によって結果を出します。

  1. 精神年齢(MA:Mental Age)
  2. 発達年齢(DA:Developmental Age)
  3. 知能指数(IQ:Intelligence Quotient)
  4. 発達指数(DQ:Development Quotient)

精神年齢や発達年齢は実際に知的発達が何歳に相当するかを数値で示すものです。

知能指数や発達指数は、年齢平均を100として、知的発達の状態が同年齢の中でどの位置にあるかを数値で示すものです。従って、100以上だと同年代の中で平均以上であるということです。

そして、このIQを基準に知的障害と診断されます。主にIQ70以下の人から知的障害と呼ばれる部類に入ります。

IQは高ければ高いほど良いのか?

IQというのは、一つの基準です。いろいろな検査をして、総合的に数値に表しているものなので、全般的なIQは高いけれど、その中で得意なこと(よくできること)と、苦手なこと(なかなかうまくできないこと)の差がある人もいます。そして、このような発達のでこぼこがあることが、発達障害の特徴ともいわれています。

ですから、IQが高いからといって何でもできるわけではないのです。発達検査で大事なのは全般的な数値ではなく、もっと具体的な、どういうことが得意でどういうことが苦手なのかなどという今後にいかせる情報です。

そして、最も大切なことは、知能の高さがその人の価値を決めているのではないということです。バランスよくIQが高い場合は学力の結果はとてもよいかもしれません。しかし、だからといってその人が優れている人間だとは限りません。IQというものは、その人の一つの側面でしかないのです。

IQをあげるには?

「IQは高ければ高いほど良いわけではない」ということを理解していたとしても、我が子の知的発達が遅れている、平均よりも低いということを知ると、多くの保護者はどうすればIQがあがるのかを考えます。

もちろん発達検査によって苦手な部分を発見し、苦手なことを軽減するために子どもへの関わり方を工夫することは良いことです。検査から分かった傾向をふまえて意識的に環境を整えたり課題に取り組み、プラスの経験をした成功体験を重ねることによってIQが上がることはあります。しかし、IQをあげるためだけに訓練をしても、それは意味がありません。

発達検査をする意味

発達検査をするのは、IQを知るためだけではありません。子どもの発達状況を深く知り、今後の教育の参考にするためです。

事前に発達検査の練習をしておくなどすると、結果が高くなり、正しい結果を得ることができません。IQの数値をあげることが目的ではなく、その子どもが本来持っている力が十分に発揮され、日常生活で困らない場面が増えていくことが大切なのです。