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個別学習塾・元小学校教諭・発達障害教育・二児ママの記録帳 〜人生は楽しんだもん勝ちだ〜

黒柳徹子?栗原類?発達障害のある有名人

ka7a-mamaの大切にしている言葉に「失うことは得ることだ」という言葉があります。これは、発達障害だけに対してではなく、人生全てに対してそうであると思っています。しかし、この言葉を自信を持って言えるようになるには、失ったことを悲観せず新たな挑戦をし、自分の強みを活かせる場所を探し出すことがとても重要になってきます。人とのコミュニケーションが苦手なのに、コミュニケーションが必須である職業に就いても、苦労することは目に見えていますよね。

今回は、発達障害を持っていても、自分の輝ける場所を探し出した有名人について取り上げていきます。実は発達障害を持っている有名人は意外と多いんです。それだけ発達障害には可能性もあるのだと信じています。

 

黒柳徹子さん

徹子の部屋」などで大人気の黒柳徹子さん。日本の誰しもが知っていると言える名司会者ですよね。実は、ADHD、計算障害、読み書き障害(ディスレクシア)であったことを過去に公表されています。黒柳徹子さんが自身の過去を振り返って書かれた作品『窓ぎわのトットちゃん』を読むと、発達障害だと納得してしまう部分が多く描かれています。

・授業中に机のふたを100回くらい開けたり閉めたりを繰り返す。

・授業中に窓際に立ってチンドン屋さんを呼び込んだり、大きな声でツバメに話しかけたりする。

・先生の注意の意図が分からない。

このような珍エピソードをいくつも起こし、何と小学校1年生で退学になってしまうのです。そして「トモエ学園」に通うことになるのですが、ここの校長先生がと〜っても素敵な人なんです。

このままだと、『窓ぎわのトットちゃん』のレビューになってしまいそうなので、この辺で。興味がある方は是非読んでみてくださいね。読みやすくて面白くてほっこり心が温かくなるような素敵な作品です。

そんな黒柳徹子さんですが、とても勉強熱心な方で、『徹子の部屋』の司会をするときには、台本をくまなくチェックし、手書きで何枚ものメモを作り、それを本番中に活用しているそうです。

2016年現在もテレビでの司会だけでなく、日本パンダ保護協会名誉会長や、公益社団法人あゆみの箱」理事など、様々な活動に従事されています。小さい頃や、仕事を始められた時はとても苦労をなさったようですが、自分の個性が活かせる場所を見付け、大活躍されています。

 

栗原類さん

モデルで俳優の栗原類さんは「ネガティブ過ぎるモデル」として、バラエティでも話題になりました。その彼が2015年、NHKあさイチ」で注意欠陥障害(ADD)であることを告白しました。

番組では自身の音に対する過敏や、ものの置き場所に対するこだわりの強さなどを紹介。アメリカに住んでいた幼少期に診断を受け「できないこととできること」を意識して、前向きになれたと語っています。早期発見・早期療育の大切さについても言及しています。