困った子は困っている子。ka7a-mamaの夢
今までたくさんの子どもたちと関わっている中で感じたこと・・・
それは、子どもたちは誰もが、「出来るようになりたい!」「知りたい!」「認められたい!」と強く思っているということです。
しかし、出来ないことを見つけては、
「なぜ言うことが聞けないの?」「どうして分からないの?」といった
『困った子』として接してしまっていませんか?
確かに、大人は正しいことを言っているかもしれません。
しかし、それはその子どもが分かる伝え方をしているでしょうか?
なぜ子どもが出来ないのかを考えているでしょうか?
出来るようになるために、何か工夫はしているでしょうか?
子どもも困っていることに気づいていますか?
子ども・保護者の困り感
1、学習面の課題
「読み」「書き」「計算」などの基礎学力の不足・学習意欲の低下・授業についていけていない・ノートがうまくとれない・文字のバランスが悪い等
2、情緒面の課題
怒る・すねる・泣く・固まる・極端なこだわり等
3、コミュニケーションの課題
一方的に話し続ける・話せない・話の理解が難しい等
4、行動面の課題
ルールを守らない・集中困難・後先考えない衝動的な行動等
5、運動面の課題
はさみやのりなどが上手に使えない・不器用・体育が苦手・座っていられない等
困り感を取り除く方法を考えよう
このように、様々な困り感がありますが、その子どもに合った解決方法を考え有効な手だてを実践していくことで、子どもたちは少しずつ成長していきます。
また、苦手なところがあるということは、必ず得意なところも持っています。
有名な話ですが、多くの著名人も苦手な分野や発達障害を持っていたとされています。
「いいところを活かす」「得意分野を磨く」「好きなことを伸ばす」
子どもを見るとき、大人は「できないこと」に眼を向けがちです。
しかし、本人も気づかない能力にも目を向け、そこを認め伸ばしてあげることによって、子どもの自己肯定感が高まります。
自己肯定感の高まりによって、苦手なことにも挑戦しようとする意欲が湧いてきます。
将来への希望も芽生えます。
このように一人ひとりの得意・不得意分野にしっかりと向き合い、個別に学習を進めることで、子どもたちの「できた!」「分かった!」の笑顔の花をたくさん咲かせられる人になりたいです。
毎日自分の成長を楽しみながら笑顔で勉強する子どもが一人でも増えますように。