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個別学習塾・元小学校教諭・発達障害教育・二児ママの記録帳 〜人生は楽しんだもん勝ちだ〜

「見る力」を鍛えるビジョントレーニング☆おすすめ本

学習していく中で、苦手なことってありますよね。 なぜ苦手なのか、どうしてできないのか、その原因を探ることで解決の糸口が見えて来るかもしれません。

「見る力(視覚機能)」が弱いことが原因かも

「文字を正しく書くことができない」

「ノートのマス目に文字をおさめることができない」

「本を読むと、行や文字を飛ばしてしまう」

「本を読むのに時間がかかる」

「黒板の文字をノートに写すのが苦手」

これらの症状はもしかしたら「見る力(視覚機能)」が弱いことが原因で起こっている可能性があります。発達障害をもつ子どもは、読み書きのことで悩みがちです。

眼球をスムーズに上から下へ、左から右へ動かすことができなければ、本を読むことが難しく、読んでいても行や文字を飛ばしてしまうことが多くなるでしょう。

またパッパッと眼球を素早く移動させることができなかったり両眼を上手に使ってピントを合わせることができなければ、前の黒板を見た後に、自分のノートを見て書き写すことが困難になります。

また、眼で見たものを脳でうまく処理することができないと、文字の形を覚えることができなかったり、漢字の形を捉えて正しく書くことができなかったりします。

 

ビジョントレーニングおすすめ本

ビジョントレーニング

こういった「見る力(視覚機能)」が弱い人にオススメなのが

『学ぶことが大好きになるビジョントレーニング』

北出勝也著 の本です。

ビジョントレーニングとは、「見る力(視覚機能)」のトレーニングです。

眼球を動かすための筋肉をトレーニングするものなので、何歳からでもはじめられます。

ただし、ビジョントレーニングは視力の回復を目的とするものではなく、眼球運動のトレーニングです。

この本には、楽しみながら取り組める様々な眼球運動トレーニング方法が紹介されています。

ビジョントレーニングによって眼球運動を鍛えることで、本を読むのが早くなったり、黒板の文字をノートに写すのが上手になったり、文字を正しく書くことができるなどの効果があることも分かっています。

学ぶことが大好きになるビジョントレーニング―読み書き・運動が苦手なのには理由があった

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